井上 三綱(いとう さんこう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.井上 三綱の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

井上三綱は、イサム・ノグチやロバート・オッペンハイマー、ベン・シャーンといった巨匠たちから認められた実力の持ち主で、帝展への入賞歴もあります。また、日本国内での活躍にとどまらず、海外の展覧会にも精力的に出品を重ねました。主に国画会で活躍し、神秘的な画風が特徴の画家です。

このページの目次

2.井上 三綱という絵画作家について

井上三綱の描く絵画は、日本的な情緒と西洋的な画法が融合した独特な画風が持ち味です。井上自身は神官の家に生まれ日本の伝統的な文化や宗教観の中で育ちました。画家を志しさまざまな画法を学んだことと、自身を形成する日本的情緒から、井上ならではの世界観が生まれたと考えられます。小田原の芸術家らと共に相州美術会(現・西相美術協会)を結成し、美術展を開催するなどして地域の美術発展に尽力しました。ニューヨーク近代美術館の国際水彩展に出品し、海外の高名な画家たちからも実力を認められた人物です。

3.井上 三綱の絵画作家についての経歴など

井上三綱は1899年、福岡県の宝満宮竈門神社の神官の家に生まれました。福岡県小倉師範学校在学中に画家を志し、卒業後は小学校の教諭をしながら制作活動を続けます。後に上京し、一時は本郷絵画研究所に学び、1923年から坂本繁二郎に師事しました。1950年にら国画会展へ出品、翌年には小田原市の長興山にアトリエを構え、生涯を通じて多くの名画を生み出しました。牛や馬を好んで描き、海外から実力を認められた画家です。1981年、82歳で亡くなりました。

4.井上 三綱の絵画代表作品とは

  • 古事記屏風(1945年)
  • たいくつした牛
  • 水辺の馬

5.井上 三綱の絵画作品の買取査定ポイントを解説

サインや署名により、真作とわかれば高額査定になることが見込まれます。作品サイズや状態によっても、価格に影響があります。人気モチーフであること、状態が良く美品であること、入手経緯が明らかなこと、などで高額での取引が期待できます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 美品であること
  • 真作であること
  • 作品の大きさと状態
  • 入手経緯
  • サイン、署名の有無
  • 箱や共シールなどの有無

6.井上 三綱の絵画作品の取引相場や参考価格

ネットオークションでは、トヨペット旧蔵作品の『馬』に255,500円という高値が付きました。紙に水彩で描かれた混合技法作品で、画面サイズは38cm×53cm、額サイズは60cm×75cmで画面右下にサインが入っています。若干のシミがあるものの、作品全体としての状態は概ね良好です。トヨペット旧蔵を示す資産タグも付属しており、真作の可能性が非常に高いことから高額での取引が実現しました。

7.井上 三綱の絵画作品の買取についてのまとめ

井上三綱は国内外で高く評価された画家です。作品には大変価値があり美術収集家からの注目度も高いといえます。日本画、西洋画、どちらのエッセンスも感じさせる画風で人気があり、作品のはいずれも高額で取引される傾向にあるため、絵画をお持ちの方はぜひお知らせ頂ければと思います。

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