伊藤 若冲(いとう じゃくちゅう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.伊藤 若冲の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
伊藤若冲は江戸時代中期に活躍した絵師です。今日では「奇想の画家」として曾我蕭白、長沢芦雪と並び称され、世界的にその名が知られています。有名なのはアメリカのコレクター、ジョー・プライスのコレクションで、近年の若冲ブームはこのコレクションによるものです。2019年出光美術館がコレクションの一部を買い上げ、話題となりました。他に類を見ない画面構図、躍動感あふれる筆遣いは、まさに奇想天外であり、国宝級の作家といえるでしょう。
このページの目次
2.伊藤 若冲という絵画作家について
伊藤若冲は「奇想の画家」と呼ばれています。狩野派に学びましたが、その画法を捨て中国の宗元画に学び模写に励んでいます。模写に飽きるとその画法も捨てて実物写生に取り組みました。濃彩の花鳥画、鶏の絵を得意としました。『動植綵絵』は伊藤若冲の代表作です。『白象群獣図』は方眼を描いてから彩色する「升目描き」の技法で描かれ、唯一無二の存在感を放っています。
3.伊藤 若冲の絵画作家についての経歴など
伊藤若冲は1716年、京都の青物問屋の長男として生まれました。10代半ばから狩野派の絵師に弟子入り、身近な動植物を写生し、画才に磨きをかけました。1755年、若冲40歳の時に家督を弟に譲り、画業に専念しました。1758年頃から後に代表作となる『動植綵絵』を描き始めました。1759年鹿苑寺大書院障壁画を制作。1764年、金比羅宮奥書院襖絵を描きました。1800年没。84歳の大往生でした。
4.伊藤 若冲の絵画代表作品とは
- 鹿苑寺大書院障壁画(1759年)
- 動植綵絵(1757年〜1766年頃)
- 金比羅宮奥書院襖絵(1764年)
- 仙人掌群鶏図障子壁画(1789年)
5.伊藤 若冲の絵画作品の買取査定ポイントを解説
伊藤若冲は江戸中期の絵師なので、掛け軸に装丁された日本画作品がほとんどです。世界的にも有名で今も人気があるので、シルクスクリーンで複製されています。そのため、真作であることが重要なポイントです。また共箱や、保証書があればなお良いでしょう。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 真作である
- 保存状態が良い
- 箱がある
- 保証書がある
6.伊藤 若冲の絵画作品の取引相場や参考価格
伊藤若冲作品は、まさに国宝級の価格で取引されています。『虎之図』は肉筆による作品が200万で落札されました。サイズは44cm×189.7cmで、多少傷みがあるものの、合わせ箱も付いていました。こちらは137件もの入札がありました。また、シルクスクリーンによる複製画『日出鳳凰図』は、落札価格8万円でした。外寸50.5cm×109cmの作品で、額にはエディションが書かれたシールもありました。このように、シルクスクリーン作品でも高額で落札されています。
7.伊藤 若冲の絵画作品の買取についてのまとめ
伊藤若冲は曾我蕭白や長沢芦雪とともに奇想の画家と称されました。世界的にもコレクターがいるほどの人気絵師です。江戸中期に活躍した作家なので、肉筆画は掛け軸か、屏風、襖絵がほとんどで、額装作品は希少です。作品の中には、200万円を超える価格がつく国宝級の作品もあります。人気がある作家ですのでシルクスクリーンで復元されていますが、複製であっても高額で取引されています。もし、伊藤若冲の作品がお手元にありましたら、高額査定が期待されます。ぜひ一度査定してみましょう。
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