板谷 廣隆(いたや ひろたか)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.板谷 廣隆の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

板谷廣隆は、江戸時代後期に活躍した幕府の御用絵師です。板谷派の2代である父、板谷廣長に大和絵を学び、徳川幕府に従えました。板谷家の作品は歴史的にも価値があるため、発見されれば高額の査定がつくことが予想されます。

このページの目次

2.板谷 廣隆という絵画作家について

板谷廣隆は、幕府専門に作画、鑑定などの絵画業務などを行う御用達絵師の家系に生まれました。祖父は板谷派初代の板谷広当、父は2代目の板谷廣長で、廣隆は3代目としてその地位を継ぎます。徳川幕府に従え、後に剃髪して号を板谷桂舟としました。

3.板谷 廣隆の絵画作家についての経歴など

板谷廣隆は、1786年に江戸に生まれました。御用達絵師である父、板谷廣長の後を継いで、板谷派の3代目となりました。板谷の家系が幕府の御用達絵師となった経緯は、祖父の広当が住吉広守に入門し、広守の亡き後、後継ぎとして住吉家の地位を継承したためです。住吉家はその後、叔父の廣行に譲られたことから、父廣長が板谷家を継ぐこととなりました。また、住吉家は大和絵を得意としていたため、板谷家もその画派を受け継いでいます。廣隆は、剃髪して号を板谷桂舟としましたが、これは祖父広当と同じ号です。区別をするために、板谷桂舟廣隆とも呼ばれます。1831年に、55歳でその生涯を閉じました。

4.板谷 廣隆の絵画代表作品とは

  • 源氏物語図 紅葉賀 乙女
  • 源氏物語図 初音 胡蝶

5.板谷 廣隆の絵画作品の買取査定ポイントを解説

2009年、東京国立博物館に板谷家の御子孫より『板谷家伝来資料』として、大切に継承されてきた絵画制作のための手本や模写などの粉本、下絵などが約1万点におよび寄贈されました。そのため、板谷派という存在がより明確になりつつあります。時代物でもあるために、真作であり保存状態が良ければ、高額の取引が期待できるでしょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 保存状態が良い
  • 作者の署名や落款印がある
  • 正式な鑑定書が付いている
  • 共箱などの付属がある

6.板谷 廣隆の絵画作品の取引相場や参考価格

板谷広隆の真作の日本画作品『大倉了幽極』は、源義家と満仲、そして頼光を題材に、三幅対の作品となっています。大きさは各々、本紙縦104cm×横44cm、表装縦191.5cm×57cmで、この作品は25万円で取引されました。軸は牙、本紙は絹本着色金泥で表面に各々作者の署名と落款印があります。微少な傷みはありますが、二重箱が付属されているために状態がいい作品であるといえます。本人の作であるとわかる日本画の作品であれば、このように高額での査定も期待できるでしょう。

7.板谷 廣隆の絵画作品の買取についてのまとめ

板谷廣隆の作品は勿論のこと、板谷派の作品は美術的価値だけではなく、日本の歴史を知る上でも価値のあるものです。作者の署名などがある真作であることを条件に、新たに見つかれば高値が付くことが予想されますので、作品をお持ちの方はぜひ、一度お問い合わせください。

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