板谷 廣長(いたや ひろなが)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.板谷 廣長の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
板谷廣長は、江戸時代後期に活躍した幕府の御用絵師です。板谷派の初代である父、板谷広当に大和絵を学び、徳川幕府に従えました。板谷家の作品は歴史的にも価値があるため、発見されれば高額の査定がつくことが予想されます。
このページの目次
2.板谷 廣長という絵画作家について
板谷廣長は、父の板谷広当が幕府専門の作画、鑑定などの絵画業務などを行う御用達絵師であったことから、その地位を継ぎ板谷派の2代目となります。徳川幕府に従え、後に剃髪して号を板谷桂意、または慶意としました。
3.板谷 廣長の絵画作家についての経歴など
板谷廣長は、1760年に江戸に生まれました。御用達絵師である父、板谷広当の後を継いで、板谷派の2代目となります。板谷の家系が幕府の御用達絵師となった経緯は、父の広当が住吉広守に入門し、広守の亡き後、住吉家の後継ぎとして地位を継承したためです。住吉家はその後、兄の廣行が継いだため、廣長は板谷家を継ぐこととなりました。また、住吉家は大和絵を得意としていたため、板谷家もその画派を受け継いでいます。廣長は、1814年に55歳でその生涯を閉じました。
4.板谷 廣長の絵画代表作品とは
- 源氏物語図 夕顔
5.板谷 廣長の絵画作品の買取査定ポイントを解説
2009年、東京国立博物館に板谷家の御子孫より『板谷家伝来資料』として、大切に継承されてきた絵画制作のための手本や模写などの粉本、下絵などが約1万点におよび寄贈されました。そのため、板谷派という存在がより明確になりつつあります。真作であり保存状態が良ければ、高額の取引が期待できるでしょう。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 保存状態が良い
- 作者の署名や落款印がある
- 正式な鑑定書が付いている
- 共箱などの付属がある
6.板谷 廣長の絵画作品の取引相場や参考価格
板谷廣長の真作の掛軸装丁の日本画作品『新田義貞徒渉伝説図』は、本紙縦47cm×横80.5cm、表装縦148.5cm×86cmの大きさで135,000円で取引されました。本紙は絹本着色で、表面右下に作者の署名と落款印があります。箱付も付属されており、傷みなどの記載がないため、状態の良いものだと思われます。42件の入札があったことからも、人気の高さが伺えました。江戸時代の作家であるため真作の日本画は希少で、状態の良いものは特に高額での査定も期待できます。
7.板谷 廣長の絵画作品の買取についてのまとめ
板谷廣長の作品は勿論のこと、板谷派の作品は美術的価値だけではなく、日本の歴史を知る上でも価値のあるものです。作者の署名などがある真作であることを条件に、新たに見つかれば高値が付くことが予想されますので、作品をお持ちの方はぜひ、一度お問い合わせください。
その他の絵画について
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