入山 白翁（いりやま はくおう）の作品を高価買取！絵画作家の査定ポイントを徹底解説！

1.入山 白翁の作品を売りたいお客様へ

入山白翁は、漆を用いて日本画を描く漆画を作り出した芸術家です。漆芸家の家に生まれた入山白翁は、若い頃から漆芸家として頭角を現し、その作品は皇室を始め諸外国に納入されるほどでした。その後、漆画を考案し数々の作品を発表しました。日本のみならず、海外でも高い評価を受けている入山白翁の作品は、査定でも高額が期待されます。

2.入山 白翁についての解説

入山白翁は、漆芸家の家に生まれ、30歳前後にはすでに高い評価を得ていました。その作品は皇室や政財界にも納められ、やがて外国へも納入されるようになります。やがて独自の技法で漆による日本画、漆画を完成させます。富士山を好んで画題とし、日本各地および海外でも個展を開きました。漆画でも入山白翁は、皇室や政財界を含む多くの人に支持され、特に海外で高い知名度を誇りました。

3.入山 白翁の歴史

入山白翁は、1904年に新潟県で漆芸家の家に生まれました。1919年から本格的に漆芸の修行を始め、1928年に上の美術学校漆工科に入学します。その在学中にもいくつかの展覧会で入選を果たし、卒業制作では入山白翁の作品が最高点をとりました。1935年には皇室へ漆芸品を納入し、その後は諸外国へも作品を納入。また、日展で何度も入選します。1950年に独自の技法として漆画・漆絵版画を完成させ、以降30数回に及ぶ個展を開きます。1975年の沖縄国際海洋博覧会では漆画『渦潮』が入選します。入山白翁は富士山を画題とすることを好み、1984年には東京富士美術館での特別展に、雪舟、横山大観と共に漆画『暁の富士』が選出・展示されました。1991年に87歳で亡くなりました。

4.入山 白翁の代表作

• 渦潮
• 暁の富士

5.入山 白翁の作品の買取査定ポイント

入山白翁の作品は、富士山を題材にした作品が高く評価され人気です。買取査定において、高額評価されるには、作品の状態が良好であることが重要です。また、入山白翁本人の作品であると確認できる署名や落款印は査定の重要なポイントです。

代表的な査定ポイント

• 作品の状態が良好か
• 署名、落款印があるか
• 入山白翁の真作か
• 作品の大きさ

6.入山 白翁の作品の取引相場価格

入山白翁の作品はネットオークションで11,000円で落札されていました。紙が縦44,5cm×横90cm程度、額寸は縦67.5cm×横113cm×厚さ4.5cm、紙箱は縦70cm×横115cm×厚さ6.5cmとなっており、多少の傷や汚れがあるものの大変状態の良い品です。共シールもついており肉筆保証されています。その他の事例でも数千円などで落札されることがあり、作品の状態や種類、鑑定書の有無などによって査定額は変動いたしますので、もしお手元に入山白翁の作品をお持ちの場合には是非一度ご連絡ください。

7.入山 白翁の作品の買取についてのまとめ

入山白翁は、漆芸を極め、漆画・漆絵版画という新境地を開きました。その作品は、皇室を始め政財界の要人たちから愛され、また、外国においても高い評価を得ました。漆画については市場の流通も稀になっており、真作の希少性が高まっています。入山白翁の作品をお持ちでしたら、高額査定が期待できます。ぜひ買取査定をご検討ください。

その他の絵画について