五百住 乙人（いおずみ　きのと）の作品を高価買取！絵画作家の査定ポイントを徹底解説！

1.五百住 乙人の作品を売りたいお客様へ

五百住乙人は、現在活躍中の日本人実力派洋画家です。澄明な光をたたえた静謐さや、深い安らぎを感じる作品を描き、女性や母子、鳥、花などの人気のモチーフは、観る人を魅了します。小山敬三美術賞受賞、高校生の美術教科書に『青い実』が掲載されました。抽象画に清楚なぬくもりの息吹を吹き込む画風から、多くの愛好家を擁する人気画家です。

2.五百住 乙人についての解説

文化功労者である脇田和を師とし、立軌会同人でもあります。安井賞展、国際形象展に招待出品、日本秀作美術展などの主要展覧会に精力的に出品しています。画風は、脇田和の影響を色濃く受け継いでいると言われます。抽象的要素、淡いセピア調の色彩、独特のあたたかみと清楚さは、五百住の精神世界を照射しています。

3.五百住 乙人の歴史

1925年東京都に誕生。立軌会の脇田和に師事。26才で第5回毎日新聞社主催美術団体連合展新制作部に入選し、翌年立軌会同人に推薦されます。その後、展示会に数多く出品、また、画廊や三越、高島屋など老舗百貨店での個展も多数開催しています。1998年小山敬三美術賞受賞、1999年には、高校２年美術文部省検定済教科書に『青い実』が掲載されました。現在も、多くのファンに支持されています。

4.五百住 乙人の代表作

• 別れ（1995年）
• 青い実
• 飛翔
• 孔雀鳩
• 椿

5.五百住 乙人の作品の買取査定ポイント

人気のモチーフであり状態が良く、真作が証明できる作品であれば、高額査定が期待できます。ネットオークションなどでは、鳥や花のモチーフは2万円から10万円前後、人物は2万円前後の価格帯が多くつけられています。また、真作であることの証明として、本人のサインなどがあるかも重要な査定ポイントとなります。五百住乙人は作品の右下に「IOZuMI」と直筆でサインをすることが多く、額裏などにも漢字でサインをすることがありますので、お手持ちの作品を確認してみましょう。

代表的な査定ポイント

• 人気のある絵柄である
• 本人のサインがあるか
• 額縁で装丁されている
• 保存状態が良好（シミ、傷みがない）

6.五百住 乙人の作品の取引相場価格

五百住乙人の作品はその人気の高さからネットオークションなどでも盛んに取引されており、中でも鳩やインコ、などの鳥や花をモチーフにした作品は概ね人気の傾向にあり、現在高値で取引されています。一例として、『孔雀鳩』という6号サイズの油彩画は110,000円で落札されています。こちらはキャンバス裏にサインとタイトルがあり、額裏に三越の取扱シール、タトウ箱と黄袋のそろったものでした。またこちらは販売額ですが、『くじゃくばと』という36.5cm×44cmの油彩画は256,000円ほど、『シクラメン』は165,000円など、いずれも十万円以上の高額で販売されています。

7.五百佳乙の作品の買取についてのまとめ

画伯の作品に向き合うと、誰もが深い癒やしと安らぎを覚えます。その澄明な世界観は、日本を代表する東山魁夷を想起させ、日本人の精神性に深く訴えます。愛好家も多く、既に高値で取引され、これから更に評価が高まる事が期待されます。作品をお持ちの方は、今のうちにぜひ一度査定にいらしていただければと思います。

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