井上 長三郎(いのうえ ちょうざぶろう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.井上 長三郎の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

井上長三郎は、日本美術会の委員長を務めた経験もある洋画家です。幼少期を中国の大連で過ごし、帰国後は太平洋画会研究所にて絵を学びます。二科展や独立美術協会展などに出品し、以後は、両展に出品を続けました。後に渡仏し、パリのグラン・ショーミエールに入りデッサンの研鎖に励みます。帰国後は新人画会結成に携わったことでも知られる画家です。

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2.井上 長三郎という絵画作家について

井上長三郎は政治的、社会的な主題を取りあげ、社会風刺や戦争への否定的姿勢をイメージさせるような話題性のある作品を多く生み出したことで知られる画家です。第二次世界大戦中も画家として精力的に作品制作と発表を続けるものの作品は軍当局に検閲され、決戦美術展への出品作が厭世的だとして撤収されたという時期もありました。高い画力と芸術性を誇り、戦中から戦後という激動の日本の社会の中で作品を通した強いメッセージ性が多くの注目を集めた画家です。

3.井上 長三郎の絵画作家についての経歴など

井上長三郎は1906年に神戸市で生まれました。1908年に両親に連れられて大連に移住し、1924年までを大陸で過ごします。成長し絵画に興味を持った井上は、東京谷中にあった太平洋洋画研究所に入所し絵を学びました。中村不折に師事し、鶴岡政男や靉光らと交遊します。1926年、仁科展に出品した『風景』で初入選を果たしました。翌年は協会展にて『習作(風景)』を出品して奨励賞を受賞、以後も熱心に出品を続けます。代表作に『紳士シリーズ』『森の道』などがある画家です。

4.井上 長三郎の絵画代表作品とは

  • 風景
  • 樹下清流
  • 森の道
  • 葬送曲
  • 東京裁判

5.井上 長三郎の絵画作品の買取査定ポイントを解説

井上長三郎の社会風刺的作品は歴史的価値も高く、人気があります。サインや署名にて本物と判定できること、鑑定書などにより価値が明らかなことなどで、査定価格は跳ね上がることが予想されます。作品状態の良さや描かれたモチーフも重要なポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 作品テーマ
  • 描かれたモチーフ
  • 作品の状態
  • サインの有無
  • 額装状態
  • 制作時期
  • 有名シリーズかどうか

6.井上 長三郎の絵画作品の取引相場や参考価格

オークションにて、井上作と思われる20号サイズの風景画に71,001円という高値が付きました。画面右下に直筆サインが入っており、キャンバスに油彩で描かれた絵画作品です。額サイズは縦63cm×横86cm、画面サイズは縦50cm×横72.7cmで、箱が付いていますが黄袋はありませんでした。古い作品のわりには目立つ汚れや欠損もなく、美品といえます。

7.井上 長三郎の絵画作品の買取についてのまとめ

井上長三郎は美術文化協会に参加し、新人画会結成にも携わった人物です。晩年には日本美術会の文化使節としてソ連に渡り、日本アンデパンダン展の実行委員長も務めるなど、日本美術界において大変活躍した人物でもあります。画家として優れた画技と高いメッセージ性が注目を集め、今なお高い人気を誇る画家です。作品をお持ちの方はぜひご一報下さい。

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