池田 満寿夫(いけだますお)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.池田 満寿夫の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

池田満寿夫は洋画家である瑛九の助言で銅版画をはじめました。1960年の東京国際版画ビエンナーレ展で文部大臣賞を受賞、その後ニューヨーク近代美術館で個展を開くなどの活躍で国際的に高い評価を得ます。1977年には「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞を受賞するなどマルチな才能の持ち主でした。他にも映画監督や陶芸、書などの創作活動もおこなっています。

このページの目次

2.池田 満寿夫という絵画作家について

旧満州国に生まれ、戦後長野県で育ちました。長野北高等学校在学中に絵画が入選し、画家を目指して上京しましたが、東京芸術大学受験に3度失敗し進学を断念しました。以降、酒場で似顔絵を描いて生活費を稼ぐような生活を送りながらも、19歳で自由美術家協会展に入選を果たします。その後、洋画家である瑛九の勧めで色彩銅版画の作製に取り組み高い評価を得ました。

3.池田 満寿夫の絵画作家についての経歴など

1934年旧満州国で生まれました。その後長野県で暮らし、画家を目指して芸大を受験しますが失敗し生活に困窮するようになります。瑛九の勧めで銅版画を始め、1965年にニューヨーク近代美術館で日本人として初の個展を開き話題となりました。1966年32歳で棟方志功に次いで版画家としては最高権威のヴェネツイア・ビエンナーレ展版画部門の国際大賞を『動物の婚礼』などの作品で受賞し、その名を国際的な芸術家として定着させました。1997年に急逝するまで精力的に創作活動をおこないました。

4.池田 満寿夫の絵画代表作品とは

  • 女・動物たち(1960年)
  • 動物の婚礼(1966年)
  • 裸のエマ(1971年)

5.池田 満寿夫の絵画作品の買取査定ポイントを解説

池田満寿夫の作品は、リトグラフやシルクスクリーン、エッチング、ドライポイントやメゾチントなど多岐に渡ります。また書やデッサン、油彩まで手掛けており、それぞれに人気も高く愛好家の多い作家でもあります。真作保証があり、保存状態の良い作品であれば、画法によらず高い査定が期待できますので、ぜひ査定に出してみられることをおすすめします。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 画法は何か
  • 真作であるか
  • 額装はしてあるか
  • 保存状態は良いか
  • 大きさはどれくらいか

6.池田 満寿夫の絵画作品の取引相場や参考価格

油彩『陽光の女』はネットオークションで98,000円でした。6号の作品で額寸50cm×59cm、画寸30.5cm×39.7cm、額にスレや小さい傷があるコンディションのものです。リトグラフ作品では『彼女の会話』が301,000円です。額寸73cm×92.9cm、画寸53.5cm×76cmで、状態は良く、真作保証で直筆サイン入り100枚限定品、黄袋付きの作品でした。

7.池田 満寿夫の絵画作品の買取についてのまとめ

池田満寿夫は旺盛な創作活動を続け、その作品数はリトグラフだけでも1,000点を超えています。現代版画における代表的作家であり、作風はピカソを意識していたといわれるほど変化し続けました。没後、長野県松代町に池田満寿夫美術館が開館するなど、今なお人気の高い作家です。リトグラフ作品などでも良い査定となる作家ですので、池田の作品と思しき作品をお持ちのお客様は、ぜひ一度ご相談ください。

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