古山 師政(ふるやま もろまさ)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.古山 師政の作品を売りたいお客様へ

古山師政は江戸時代に活躍した浮世絵師です。江戸絵の様式を基調にした、細やかな筆致の作品を描き、現在にも肉筆画が残されています。しかしその多くは美術館に収蔵されるなどしており、一般市場へ出回ることが少ないため、真作が発見されれば高額な査定が期待できるでしょう。

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2.古山 師政についての解説

古山師政は、浮世絵の祖と称される菱川師宣の孫弟子にあたり、初めは菱川昌則と名乗っていたようです。しかし、残された作品の画風は菱川派ではなく、奥村政信や石川豊信らの影響を受けたとされています。繊細かつ濃厚な色彩から描き出される作品は評価が高く、東京国立博物館やシカゴ美術館など、国内外の多くの美術館に収蔵されました。

3.古山 師政の歴史

古山師政自身の詳細は明らかにされていない所が多く、生没年は不明です。浮世絵の確立者である菱川師宣の門徒であった古山師重の子として誕生しました。初めは父と師に倣い菱川昌則と称し、画風を学びますが、細かい筆致や可憐な人物表現を取り入れ、菱川派の画風を一変させたとも評されています。1701年には菱川一門を離れ古山姓を名乗ったようです。やがて、同じ時代に活躍していた奥村政信や石川豊信、上方の西川祐信らの影響を受け、高い評価を受けました。

4.古山 師政の代表作

  • 吉田街道
  • 踊りの稽古図
  • 梅下美人図
  • 男女図
  • 括り猿持てる美人

5.古山 師政の作品の買取査定ポイント

古山師政の作品は美術館にも収蔵されるほど評価が高いです。真作の証明ができれば貴重な歴史財産として高い査定額が付くでしょう。したがって、真作証明となる鑑定書などが付いている事が査定のポイントです。また、描かれた年代により画風が変わるため、何が描かれているのかも査定額に影響します。

代表的な査定ポイント
  • 真作の証明となる鑑定書などが付いているか
  • 画風は菱川派か、古山姓を名乗ってからの作品か
  • 作品の保存状態
  • 評価の高い作品か

6.古山 師政の作品の取引相場価格

古山師政の作品は市場へ出回ることが滅多になく、販売額も買取価格もほぼ公開されていません。しかし、国内外の多くの美術館に収蔵されていることから、作品の評価は限りなく高いです。作品の保存状態や描かれた年代などによっては、歴史的資料となる可能性があり、高額の査定額がつけられることが予想されます。

7.古山 師政の作品の買取についてのまとめ

古山師政は、菱川派の画風を一変させたとも評される江戸時代の浮世絵師です。作品の多くが美術館に収蔵され、現代でも高い評価を受けています。市場への流通が少ないため、作品が出回ればかなりの高額となることが予想されるでしょう。お手元に作品をお持ちであれば、一度査定に出されることをおすすめします。

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