黄 冑(こう ちゅう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.黄 冑の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

黄冑は、中国で現代人物画の最高峰の一人とされている画家です。水墨を用いた動物画にも優れていて、特にロバを描いた作品で広く知られています。優秀な作品を多く残し、各種展覧会でも数々の賞を獲得した黄冑の画業は高い評価を得ています。

このページの目次

2.黄 冑という絵画作家について

黄冑は人民解放軍の活動中に蘭州や新疆などを訪れて、少数民族の生活風景に影響を受けました。そこで生活する人々や、ロバなどを題材とした人物画・動物画の写生に取り組み、多くの作品を残しています。水墨画の技法で描かれた作品は、素早く力強い筆墨と鮮烈な色使いで豪放な画風です。新中国建設後は各種展覧会に作品を出品して数々の賞を受賞。中国美術家協会常務理事などを歴任しています。

3.黄 冑の絵画作家についての経歴など

黄冑は1925年生まれで、河北省蠡県の出身です。12歳から独学で画を学び、14歳からは韓梁然に師事しました。その後、趙望雲に国画を学んでいます。1948年には中国人民解放軍に加わり、青海・甘粛・新疆などの軍医に勤務しました。このときに出会った少数民族に影響を受け、絵のモチーフとしています。1975年より、中国画研究院副院長、中国政協書画室副主任などを歴任。1997年に72歳で生涯を終えました。

4.黄 冑の絵画代表作品とは

  • 談心図(毛主席と話す農民)(1964年)
  • 育羔(子羊を飼う)(1981年)

5.黄 冑の絵画作品の買取査定ポイントを解説

黄冑の作品は人気があり、贋作やプリント品が多く出回っています。真作でなければ高値での買取は期待できませんので、鑑定書があれば査定時に有利です。作品が掛け軸の場合はカビやシミ・虫食いなどのトラブルも多くあります。保管方法を確認して状態を良好に保っておきましょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 作品に痛みはないか(カビ・シミなど)
  • 真作であるか
  • 保存状態の良し悪し
  • 鑑定書の有無

6.黄 冑の絵画作品の取引相場や参考価格

黄冑の作品は買取市場で真贋不明のものが多く取引されており、そのほとんどが数万円という価格でした。しかし、査定で真作が確認できれば高値がつく傾向があります。2016年9月6日放送の「開運!なんでも鑑定団」で、鑑定依頼された中に黄冑の絵がありました。1980年代に描かれた鶏の作品は真作だということで、査定額は200万円が提示されています。この絵の大きさは不明で、画家のサインと落款がありました。

7.黄 冑の絵画作品の買取についてのまとめ

ロバを描いた作品で有名な黄冑は、新疆少数民族の生活を描いた優秀な作品も多く残しました。1984年には日本画家の平山郁夫の招きで日本での作品展も行っています。日本での評価も高く、高値買取が期待できる画家です。黄冑の作品をお持ちの方は、ぜひ一度お問い合わせ下さい。

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