黄 公望(こう こうぼう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.黄 公望の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
黄公望は、中国元朝末期に活躍した水墨画家で、画家としての道を歩み始めたのは50歳を過ぎてからです。独自の山水画様式を確立し、倪瓚、呉鎮、王蒙と並び「元末四大家」と称されています。現存する作品は希少なもので、買取市場では高値で取引される傾向があります。
このページの目次
2.黄 公望という絵画作家について
黄公望は趙孟頫の勧めで絵画を志し、50歳を過ぎてから本格的に画家として歩み始めます。董源と巨然の画法を学び、独自の画風を確立させました。元末四大家と称される画人の中でも、最も広い画風と繊細な筆運びに特長があります。山水画を得意としており、筆勢の強い画と水墨画風の画を描き分けていました。亡くなるまで精力的に絵を描き続けた黄公望は、史上最高峰の水墨画として知られる『富春山居図』を残しています。
3.黄 公望の絵画作家についての経歴など
1269年、黄公望は現在の江蘇省常熟で生まれました。科挙が不定期でしか実施されないなどの不運が重なり長らく官に就けず、蘇州の属吏となったのは1309年のことです。しかし、すぐに見に覚えのない事件で失職してしまいます。官界での出世をあきらめた黄公望は、1319年頃から本格的な画家活動に入り『九峰雪霽図』などの傑作を描きました。1948年には、3〜4年かけて描いた『富春山居図』を完成させています。1354年没。享年85歳。
4.黄 公望の絵画代表作品とは
- 九峰雪霽図
- 富春山居図(1948年)
5.黄 公望の絵画作品の買取査定ポイントを解説
作品の年代がかなり古いため、買取査定でのポイントは絵の痛み具合がどの程度かということになります。買取市場に出品されている作品の多くも、痛みやシミ、修復履歴ありなどと注意書きが書かれていました。絵のダメージが大きい場合、修復に出しておくことをお勧めします。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 絵のダメージがどの程度か
- 本人の作品であるか
- 鑑定書が付属しているか
- 作品の種類
6.黄 公望の絵画作品の取引相場や参考価格
黄公望は買取市場で多く取引されていますが、贋作や模写も出回っています。真贋不明の作品であっても数万円~20万円の間で取引されていました。真作を謳っている作品では『山水画』の巻物が67万4千円という価格で落札されています。紙本で肉筆直書となっていて、巻物を広げたサイズは縦32cm、横490cmです。50歳で画家になった黄公望の作品は希少価値が高く、真作であれば高価買取が期待できます。
7.黄 公望の絵画作品の買取についてのまとめ
50歳という決して早くはない年齢で画家としての活動を始めた黄公望。しかし、その短い画業の中で新しい山水画様式を確立し、元末四大家の一人として称賛されました。作品数が少なく、高値での買取を十分期待できる画家です。黄公望をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出されてみることをお勧めします。
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