本庄 基晃(ほんじょう もとあき)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.本庄 基晃の作品を売りたいお客様へ
本庄基晃は現在も活躍する墨彩画家であり、石仏画作家の第一人者です。第3回長野県美術展で史上最年少の入選を果たすも、大学時代に両目を失明し絶筆。しかし奇跡的に片目が回復したことから制作を再開しました。空想の生き物や仏さまを愛嬌たっぷりに表現した本庄のタッチは見る人の心を温めてくれます。
このページの目次
2.本庄 基晃についての解説
画家として芽生え始めた学生時代に失明状態になった本庄基晃は、回復を待ちながらも仏教の勉強に没頭します。そして片目が奇跡的に回復したことが転機となり、それまで描いていた風景画から、やがて仏教的なモチーフへと作風を変えていきました。帰郷後、野の石仏に関心を寄せ、石仏画を中心に描くようになります。1975年には長野の森美術館で個展を開催。1988年には『荘眠月』の画号で画集が出版されています。
3.本庄 基晃の歴史
本庄基晃は1938年北海道で誕生し、長野県に移住します。1950年に長野県展で最年少の受賞を果たし、高校卒業後は上京して東京芸術大学に入学。油彩画を学びます。抽象画家を目指していましたが2年生のときに両目を失明。奇跡的に片目の視力が回復したことから仏様を描くようになります。1965年に帰郷すると安曇野の石仏を描き、全国各地で個展を開催します。1989年のロサンゼルスでの制作展示を皮切りに世界各地で個展を開催。2009年には長野市壇田に移住し、ギャラリーを開いています。
4.本庄 基晃の代表作
- 南瓜河童
- 勢至菩薩の図
- 千手観音の図
- 聖観音の図
- 釈迦如来の図
5.本庄 基晃の作品の買取査定ポイント
本庄基晃の作品は、基本的にすべて一枚一枚肉筆で書かれてあることから、同じものがない一点ものとして貴重です。本人の作であることが分かることはもちろん、作品の状態やキャンバスの大きさによっても査定額は変動しますが、本庄基晃のファンも多く買取市場での取引も盛んなので、高額査定が期待できます。
代表的な査定ポイント- 本人の作品であることが分かる保証書や鑑定書
- 紙に破れはないか
- 絵に折れや傷、カビ、シミなどの汚れはないか
- 作品サイズの大きさ
- 本人のサインがあるか
6.本庄 基晃の作品の取引相場価格
本庄基晃の作品は買取市場では過去に、『六地蔵之図』は24cm×70cm、全長123.5cm×83cmの大きさでサイン、共箱付きで27,500円の価格がつきました。また、『虚空蔵菩薩の図』が98cm×35cm、全長190cm×48cmの大きさ、ほぼ新品、共箱付きで27,000円という買取価格で取引されています。絵画のサイズやサイン付きの共箱、真作であることの証明書があると一層高い査定が期待されます。
7.本庄 基晃の作品の買取についてのまとめ
本庄基晃の作品はファンを中心に根強い人気があり、買取市場では比較的高値での取引が安定して行われています。本庄基晃の代表的な画題である地蔵菩薩などは、特に美術市場では人気なので、一層の高値が見込めます。彼の作品をお持ちである場合は、ぜひ査定に出すことをおすすめします。
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