鰭崎 英朋(ひれざき えいほう)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.鰭崎 英朋の作品を売りたいお客様へ
鰭崎英朋は、明治から昭和にかけて活躍した浮世絵師・挿絵画家です。新聞や雑誌の小説で挿絵を描いたほか、絵本や国定教科書の挿絵も手がけました。美人画や幽霊画、相撲絵を得意とし、特に東京朝日新聞に掲載された大相撲の取組絵は日本人の心に残る素晴らしい挿絵として絶賛されました。泉鏡花の小説の挿絵を担当したことでも有名です。
このページの目次
2.鰭崎 英朋についての解説
鰭崎英朋は17歳で浮世絵師・月岡芳年門下である右田年英に弟子入りし、日本画の世界へと足を踏み入れました。雑誌や新聞を舞台に妖艶粋美な世界観を描き、人気挿絵画家として活躍しました。美術団体である「烏合会」や日本画研究団体「芸術社」の創立に関わり、日本挿画家協会の委員を務めました。
3.鰭崎 英朋の歴史
鰭崎英朋は1880年に東京都に生まれ、12歳で履物商の丁稚奉公に上がりました。絵の才能を奉公先の主に見いだされ、17歳で月岡芳年門下の浮世絵師に弟子入り。1901年には東京朝日新聞で大相撲夏場所初日から取組絵が掲載されて以降、毎場所挿絵を手がけました。1906年には文部省図書科の嘱託として1940年まで国定教科書の挿絵を描き、1924年には講談倶楽部の挿絵を担当しました。1968年に88歳で死去しました。
4.鰭崎 英朋の代表作
- 鑓権三重帷子
- 片岡邸
- 蚊帳の中の幽霊
- 伏姫
- 相撲四十八手
5.鰭崎 英朋の作品の買取査定ポイント
鰭崎英方の作品は雑誌に掲載された挿絵や、それに類似した作品や、美人画に人気が集中する傾向にあります。作品が真作であれば高額査定が期待できるほか、作品の保存状態が良いい場合、共箱などの付属物がある場合もプラス査定が見込めます。
代表的な査定ポイント- 挿絵など雑誌に掲載された作品か
- シミや汚れ、破れ、ヨレなどの傷みはないか
- 本人の真作であるという鑑定書や保証書があるか
- 人気のあるモチーフか
- サインや署名があるか
- 共箱などの付属物があるか
6.鰭崎 英朋の作品の取引相場価格
鰭崎英朋の作品は買取市場でも取引が活発で、肉筆画は高値での査定が付きやすい傾向にあります。美人画では、本人の落款と署名入り、全長200cm×89cmの大きさで13万2千円の取引価格がつきました。また、猿をモチーフにした日本画では、5万7千円の落札価格が付くなど、掛け軸をメインとする作品は人気が集まりやすい状況にあります。額装作品でも作品の種類や状態、真作であることで十分に高値の査定が見込めます。
7.鰭崎 英朋の作品の買取についてのまとめ
妖艶粋美な作風でファンを虜にした鰭崎英朋の作品は買取市場でも人気があります。作品の大きさや保存状態にもよっても価格に変動がありますが、真作であることが分かれば高値での取引も予想できますので、もし鰭崎英朋の作品をお持ちであればぜひ一度お問い合わせください。
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