平尾 竹霞(ひらお ちくか)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.平尾 竹霞の作品を売りたいお客様へ

平尾竹霞は、幕末から明治の南画家です。田能村直入に師事し、円山四条派の日本画を学びました。京都府画学校の設立に尽力し、南画の普及と発展に情熱を注ぎ、画壇の重鎮として活躍しました。

このページの目次

2.平尾 竹霞についての解説

平尾竹霞は、田能村直入とともに京都府画学校(現在の京都市立芸術大学)、日本南画協会の設立に尽力し、画壇の重鎮として活躍しました。また自らの画風を打ち立て、『嵐峡12景』『和歌浦21勝』の大作を手掛けました。『双青寮廿一勝』は、皇室にも献納された傑作です。

3.平尾 竹霞の歴史

平尾竹霞は、1856年(安政3年)丹波に生まれました。篠山藩学者渡辺弗措に学問を学び、19歳で絵を志し京都に出て、円山四条派の日本画を学びました。その後南画家の田能村直入に師事し、絵の研鑽に励みます。直入と京都府画学校、日本南画協会の設立に尽力し、京都三条に茶屋・高風閣(こうふうかく)を構え文化人と広く交流し、南画の普及と発展に情熱を注ぎ続けました。1939年に83歳で没しました

4.平尾 竹霞の代表作

  • 嵐峡十二景
  • 双青寮廿一勝

5.平尾 竹霞の作品の買取査定ポイント

高額査定のポイントはいろいろありますが、やはり真作証明があることが重要です。鑑定書があれば一番有利ですが、署名や落款があること、共箱と箱書きの有無もポイントになります。人気のある画題であることや保存状態が良好であることも確認されます。

代表的な査定ポイント
  • 真作証明があるか(鑑定書があるか)
  • 署名や落款はあるか
  • 共箱と箱書きはあるか
  • 人気のある画題であるか
  • 保存状態は良好か

6.平尾 竹霞の作品の取引相場価格

『囲碁山水図』は、掛け軸ではありますが35,891円の高値で取引されました。全寸200cm×70.9cm、画寸133.4cm×56.1cmの大幅な作品です。状態としては経年によるシミや汚れ・折れがありましたが、この値段が付きました。こちらも掛け軸ではありますが『倣董其昌、山水画賛』は14,645円の高値で落札されました。中国,明代後半を代表する書画家である董其昌の『山水画賛』を平尾竹霞が模倣したものです。画寸66cm×33.5cm、全寸93cm×31.5cmの大きさです。貴重な真作の日本画であれば、高額が見込めます。

7.平尾 竹霞の作品の買取についてのまとめ

平尾竹霞は作品が皇室にも献納される実力絵師であり、画壇の重鎮として南画の普及と発展に務めた功績の持ち主です。作品が真作の額装された日本画であれば、高額が期待できる絵師です。お持ちの方はぜひとも一度査定されてはいかがでしょうか?

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