林 喜市郎(はやし きいちろう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.林 喜市郎の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

林喜市郎は第二次世界大戦時にシベリア抑留を経験し、帰国後画家を志しました。異例の50歳を過ぎての画壇デビューでした。作品は山梨県忍野村の風景画が多く、その優美で写実性に豊む独特の技法は絶大な人気を得ています。日本の古民家を描き続け、生涯のライフワークとして日本の原風景の美しさを表現した画家です。

このページの目次

2.林 喜市郎という絵画作家について

林喜市郎の作品は古民家、中でも藁葺屋根のある風景をモチーフにしたものが多く、優美で写実性に富んだその作品は、多くのファンの心を魅了しています。シベリア抑留という辛い経験を経てのち、画家の道を志した意志の強さと日本の原風景を描き続けた信念は、作品に見事に反映されており、一切の妥協をしていない素晴らしい作品ばかりです。

3.林 喜市郎の絵画作家についての経歴など

1919年千葉県野田市に生まれた林喜市郎は、第二次世界大戦終戦後にシベリアに抑留されるという過酷な経験をします。帰国後画家を志し、画壇デビューを果たすのは齢50を過ぎてからという異例の経歴を持っています。1970年に全国勤労者美術展知事賞を受賞し、1971年には一水会入選を果たし、以後4回入選しています。1973年以降約30年間にわたり全国の藁葺家屋の取材を敢行し、ライフワークとして『失われた民家百景』シリーズを完成させます。1999年に80歳没。

4.林 喜市郎の絵画代表作品とは

  • 京都美山
  • 秋田 本荘付近
  • 奥多摩

5.林 喜市郎の絵画作品の買取査定ポイントを解説

林喜市郎の作品の中でも、山梨県忍野村の風景を題材にしたもので、雄大な富士山と藁葺屋根のコントラストの美しい作品が特に人気が高いです。それらの人気のモチーフですと良い査定額となる傾向にあります。真作であることも重要なポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 良い額装がしてあるか
  • 保存状態は良いか
  • 保証書はあるか
  • 真作か
  • 大きさはどれくらいか

6.林 喜市郎の絵画作品の取引相場や参考価格

ネットオークションでも多数落札実績があり、代表的なものとしては10号油彩で『京都美山の春 櫻』がタトウ箱付き、額寸71cm×63.5cm、画寸51.7cm×44cm、額に多少キズのあるものでも約40万円でした。他にも『越後中里』という油彩6号、額寸51.4cm×60.6cm、画寸30.5cm×40cmの作品が約47万円の値で落札されています。どちらも絵の状態は良く、真筆保証付きの作品でした。

7.林 喜市郎の絵画作品の買取についてのまとめ

林喜市郎の作品は、日本人にとって郷愁の念を抱かせると言われています。高い写実性の中にも優しさと懐かしさを併せ持った独特の画風で、特にライフワークとして描き続けた藁葺屋根のある風景はファンが多く、良い査定額になることが多いです。真贋保証があり、保存状態も良いものですとかなりの高値となる可能性がありますので査定に出して確認されることをおすすめします。

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