畠中 光享(はたなか こうきょう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.畠中 光享の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

畠中光享は、写生を土台にした象徴的な造形表現で、現代日本画壇に革新をもたらした日本画家です。顔料の美しさを活かし色彩豊かに彩られた人物画や風景画など作品の人気は高く、査定でも高い値がつく傾向にあります。

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2.畠中 光享という絵画作家について

畠中光享は、絵画、染織、彫刻などのインド美術の研究者でもあり、インドの風俗や仏陀の伝記、思想を題材にした作品も多く制作しています。1973年の山種美術館賞展をはじめ多くの展覧会に出展し好評を博し、第21回シェル美術賞、第1回東京セントラル美術館日本画大賞など受賞歴も多数あります。歴史的な作品をテーマに、絵画制作を通じて絵の本質と生き方を考えることを信念として、制作活動を意欲的に展開しています。

3.畠中 光享の絵画作家についての経歴など

畠中光享は、1947年奈良県に生まれ、1978年に京都市立芸術大学日本画専攻科を修了しました。旺盛な制作意欲で、1973年、1975年、1977年、1989年に山種美術館賞展、1990年、花の万博日本画美術展、1995年に光州ビエンナーレ展など名だたる展覧会で作品を発表し大きな反響を呼んでいます。これまでの功績が認められ、2004年に第22回京都府文化賞功労賞を受賞し、さらに2014年には、第27回京都美術文化賞受賞しています。

4.畠中 光享の絵画代表作品とは

  • ブッダガヤ遠望(1998年)
  • 仏陀とその弟子(阿難)(1999年)
  • 静寂阿弥陀経説法趾(2000年)
  • 寒い雨(2002年)
  • とぶ時(2002年)

5.畠中 光享の絵画作品の買取査定ポイントを解説

象徴的で鮮やかな色彩表現が美しい畠中光享作品の収集熱は高く、市場価値は高まりを見せています。そのため、真贋不明なものが流通するケースがあり、買取査定の際は真贋判定がポイントとなります。真作の保証ができる鑑定書などがあれば、高値がつく可能性が高くなります。また、作品の出展歴が分かる目録や解説がある、額や共シールなどの付属品がある場合などは、査定額のさらなるアップが可能です。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 畠中光享本人の作品であるか(証明書や鑑定書があるか)
  • 展覧会の出展実績が分かる目録や解説があるか
  • 作品の大きさはどうか
  • 作者の署名(落款)があるかどうか
  • 付属品が残っているか(額・共シール・箱など)

6.畠中 光享の絵画作品の取引相場や参考価格

真作の日本画は高額査定に結びつくことも多く、大きなサイズの作品になると、さらに高い値で取引されています。作品サイズが91.0cm×60.6cmの『チャンパの香り』というチベットの女性を描いた作品は、真作保証済みで、額、共シール、箱、袋が付いている状態で、271,000円で落札されました。また、風景画の『二上早春黄昏』は、作品サイズが64cm×90cmで、真作保証済み、アクリル板の額と共シールもついており、460,000円で落札されています。

7.畠中 光享の絵画作品の買取についてのまとめ

造形と色彩の飽くなき追求とインド美術への深い知識が、畠中光享に日本画の新しい地平を拓かせたといえるでしょう。絵の本質と生き方を考えるという制作の信条が反映された日本画は、深淵な趣に満ちています。真作の日本画は市場価値、市場需要とも高く、意外な高額査定になることもあります。お手元に畠中光享作品をお持ちでしたら、ぜひ査定に出されることをおすすめします。

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