橋本 独山(はしもと どくざん)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.橋本 独山の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

橋本独山は、明治時代から昭和時代初期の僧侶です。臨済宗相国寺派管長の重責を22年間勤めあげた高僧でありながら、日本美術の新境地たる書画表現を確立しました。独創的な筆致が鮮やかに見て取れる山水画や書などの作品は貴重なものとして重んじられており、収集熱も高いです。

このページの目次

2.橋本 独山という絵画作家について

橋本独山は17歳の頃に画家を目指し、京都の冨岡鉄斎の門下に入りました。僧門に入ったのちは強靭な精神力で己の鍛錬に勤しみ、京都の鹿王院、相国寺の住職を歴任し、さらに鳥取県の三朝に南苑寺を開創するなど生涯仏の道に尽くしました。遺録として『対雲録』を残しています。

3.橋本 独山の絵画作家についての経歴など

橋本独山は1869年、越後大木六村(現新潟県南魚沼市)に生まれ、字を独山、号を南苑、対雲などと称しています。冨岡鉄斎のもとで画を学んだ後、21歳で鹿王院の橋本峨山について得度し僧になります。1900年に師の峨山の逝去により後を継いで鹿王院の住職となり、橋本姓を名乗りました。1911年、42歳の時に臨済宗相国寺の第128世管長に就き、以後1933年まで禅僧として人心を導き続けました。1938年、享年70歳で人生の幕を下ろしました。

4.橋本 独山の絵画代表作品とは

  • 高士観月図

5.橋本 独山の絵画作品の買取査定ポイントを解説

橋本独山の作品は書、画ともに市場では好評価です。宗教家としても名を馳せている作家のため、模写や真贋不明な作品も出回っており、買取査定の際は真贋判定が重要なポイントとなっています。高額査定に至る条件としては、署名や落款、証明書などで真作の確認ができることが挙げられます。また、付属品が残っていること、作品の保存状態が良いことなども、評価額のさらなるアップのために重要なポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 作者のサイン(落款)があるかどうか
  • 証明書や鑑定書があるかどうか(作者本人の作品であると確認できるか)
  • 付属品が保管されているか(箱・袋など)
  • 作品の大きさはどうか
  • 保存状態は良好か(傷やシミ、カビなど汚れがないか)

6.橋本 独山の絵画作品の取引相場や参考価格

画廊では『晩邨帰漁図』や『水亭読書図』という作品がすでに売約済みであり、現在も作品を求める方が多いため、肉筆の作品の市場価値は高いです。買取市場では、真作の保証がされているか、作品の保存状態が良いものか、付属品が揃っているかなどで査定額が上下しており、書割扇面を掛け軸として装丁した日本画『松下淡雲図』は、作品のサイズが横49.5cm、縦24.5cmで署名、落款があり真作保証済み、表具に少しシミがある状態で38,000円で落札されています。また、こちらは販売額ですが、『満山雲霧』という作品が45,000円で販売されています。そのため、出回ることが稀な真作の日本画の場合は、高額での取引も期待できます。

7.橋本 独山の絵画作品の買取についてのまとめ

禅僧であった橋本独山は、芸術家としても優れた才能を駆使し、書画を通して日本伝統の精神世界を伝えています。作家の手になる山水や書の価値は高まっており、署名や落款のある保存状態の良い日本画などは予想外の高値となることもあります。お手元に橋本独山作品をお持ちでしたら、ぜひ査定にだされることをおすすめします。

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