原 義行(はら よしゆき)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.原 義行の作品を売りたいお客様へ

原義行という作家は、1900年代に活躍した北海道生まれの画家です。彼の描き出す穏やかながらも寂寥感のある絵は、多くの人を魅了しました。北海道美術文化振興協会の理事長を務め、後進の育成に尽力するなど美術界に残した影響も濃く、晩年には札幌市民芸術賞を授与しています。その暖かみのある作風や地域貢献性を今でも支持する声もあり、北海道を中心に愛好家も多い画家です。

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2.原 義行についての解説

原義行は、北海道で生まれた画家です。教職を務めながら絵の道を追求し続けた彼の作品には、地元北海道をモチーフとしたものがよく見られます。その画風は、優しさと同時にどこか物悲しさを抱いたものであり、見る人の郷愁をどこか書き立てるようなものが多いのが特徴です。教師を務めていたこともあってか、指導者としての才覚も持ち後進の育成に大きく寄与した画家でもあります。

3.原 義行の歴史

1916年に北海道で生まれた原義行は、1940年に道展に初入選します。その13年後には全道展にて奨励賞を受賞し、1972年には東京の銀座で個展を開催するようになりました。この個展は5年間に渡って行われ、原義行の名声を高めていきます。彼が道展で認められてから56年後にあたる1996年には、札幌市民芸術賞を授与されるに至ります。北海道美術文化振興協会設立以来、同協会理事を務めるなど、2004年に88歳で没するまで、また没した後も、彼は北海道が擁する偉大な画家としてその名前を残すことになりました。

4.原 義行の代表作

  • 札幌の冬(1965年)
  • 札幌郊外 夏(1975年)
  • トーキビ売り(1975年)
  • ネッカチーフ(1978年)

5.原 義行の作品の買取査定ポイント

買取のポイントとなるのは、その作家の画風が現れているかどうか、額やタトウ箱などといった付属品の有無、作品の保管状態などです。また、その作品が偽物であるか、本物であるかの見極めも重要ですので、鑑定書やサインの有無などもポイントとなります。

代表的な査定ポイント
  • 作家の画風がよく表れているかどうか
  • 額やタトウ箱といった付属品の有無
  • 作品の状態は良好か
  • 破損や傷がないか

6.原 義行の作品の取引相場価格

原義行の作品は主に画廊などで取り扱われており、現在市場に出回ることが稀であるため、正確な相場を知ることは難しくなっております。こちらは販売価格とはなりますが、画廊では縦46cm×横41cmほどの油彩画が30,000円などで販売されており、また、オークションサイトでは縦73cm×横53cmの額装された大判絵画が60,000円近くで出品されています。こちらはサインや制作年の記載のある油彩画です。古美術の世界においては、「大きい作品=高い作品」と言い切れるものではありませんが、傾向としては、サイズが大きいものや保存状態の良い物の方が高額になるため、買取においても原義行の真作の油彩画などであれば高額な買取も期待できるでしょう。

7.原 義行の作品の買取についてのまとめ

原義行は、北海道を愛し、そして北海道に愛された画家だといえます。彼が描き出す作品は、地元を愛す一個人としての優しさと、またそこから感じ取れる一抹の寂しさをも込めた、非常に人間味の溢れるものでした。どこか懐かしさを喚起させる彼の作品を愛し、慕い、手に入れたいと考える人は多く、熱心なファンが作品を手放していないためか、現在は中古市場に出回ることは少ないですが、市場に出ることがあれば高値が付く可能性があります。原義行の作品をお持ちのお客様は、是非一度査定してみてはいかがでしょうか?