具志堅 聖児(ぐしけん せいじ)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ
1.具志堅 聖児の作品を売りたいお客様へ
具志堅聖児は、沖縄県出身の日本画家で伊東深水に師事しました。明朗展や日春展、文展で活躍し、日展にも入選多数の実績ある画家です。花鳥画や静物画も描いていますが、沖縄の女性や琉球舞踊、三線などの琉球文化を描いた作品が特徴的です。美人画を得意とした伊東深水の門下だけあって、女性を描いた作品が支持され評価を得ています。
このページの目次
2.具志堅 聖児についての解説
具志堅聖児は1908年沖縄生まれの画家です。美人画を得意とする伊東深水の門下の一人として、日本画を学びました。数々の展覧会で入選しており、沖縄県を代表する日本画家と呼ばれています。静物画や花鳥画を描いていますが、特筆すべきなのは、沖縄の女性を描いていることです。師である伊東深水に倣い、女性をモチーフに描いていますが、その女性は琉球衣装をまとい、舞踊を踊っているものや三線を弾いているものなど、琉球文化を描き出しています。
3.具志堅 聖児の歴史
具志堅聖児は1908年沖縄に生まれました。伊東深水に師事し、日本画を学ぶと明朗展や日春展、文展で活躍し、日展には19回入選しています。新美術人協会会員、日月社委員として活躍しました。沖縄県を代表する日本画家として確固たる地位を築き、美人画を得意とする師匠・伊東深水に倣って沖縄の女性を描いています。「古雅」の雅号を使用していました。1998年没。
4.具志堅 聖児の代表作
- 琉球舞踊
- 初夏
- 月下香
5.具志堅 聖児の作品の買取査定ポイント
具志堅聖児の作品の買取査定にあたっては、まず、本人の作品であることが第一条件です。作品はとても希少なので多少のシミがあっても鑑賞に耐えられる範囲でなければ査定に響くことはありませんが、できるだけ保存状態が良いことが望ましいです。また、「聖児」と「古雅」の号を使っていることも考慮に入れ、落款や印も重要なポイントです。
代表的な査定ポイント- 保存状態が良いこと
- 落款、印があること
- 共箱、箱書があること
- 共シールなどの証明書があること
6.具志堅 聖児の作品の取引相場価格
具志堅聖児の作品は、オークションサイトなどへの出品はほとんど確認できません。古美術商の販売価格を参考にすると掛け軸の作品『叭々鳥・水仙』は45,000円で販売されていました。これは中国で花鳥画のテーマとしてよく描かれている縁起の良い鳥を描いたものです。サイズは本紙サイズ127cm×41cm、軸サイズ205cm×53.5cm、絹本に描かれており、共箱があります。買取価格においても保存状態が良く真作で人気の画題であれば、より高額な査定となる可能性があります。
7.具志堅 聖児の作品の買取についてのまとめ
具志堅聖児は伊東深水に師事し、花鳥画や美人画を描きました。特に琉球舞踊や沖縄をテーマに描いた作品があり、沖縄を代表する日本画家の1人と言えるでしょう。展覧会での入選回数も多く、評価されている画家のため、市場に出されれば高価買取に繋がる可能性があります。もし具志堅聖児の作品を持っていれば、高額な査定額になる可能性が十分に考えられますので、ぜひ一度査定してみてはいかがでしょうか。
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