五味 悌四郎(ごみ ていしろう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.五味 悌四郎の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
五味悌四郎は静止画の巨匠とまで呼ばれる人物ですが、その実力とは裏腹に知名度はそれほど高くない画家でした。しかし、本場パリにて取得したシュールレアリスムによる作品は現在では人気が高まっています。当時こそ実力に対し世間からの評価はそれほど高くありませんでしたが、日本洋画界にとって重要な人物であったことは間違いがありません。
このページの目次
2.五味 悌四郎という絵画作家について
五味悌四郎は静止画の巨匠であり、シュールレアリスムの最高峰と言われた画家です。一水会の中心的画家として活動を行っていましたが、より自由な制作を求めて退会、無所属にて活動を開始します。無所属になってから個展を開催するなど、活動の幅も広がっていたものの、実力や画界での名声とは裏腹に広くその名を知られることはありませんでした。しかし、本場パリで掴み取ったシュールレアリスムの技術は本物で、現在では作品が高値で取り引きされています。
3.五味 悌四郎の絵画作家についての経歴など
五味悌四郎は1918年に東京都にて生まれます。川端画学校、東京美術学校にて本格的に洋画を学んだのち、1945年から日展に作品を出品します。1947年には後に活動の中心となる一水会展出品し始めます。1964年にはパリへ本場のシュールレアリスムを学び、1965年にはボザール展にて入賞を果たします。その後、フランスのル・サロン展にて銀賞と銅賞を獲得し、海外からも評価を得るようになります。そして帰国後には五味悌四郎念願の一水会展にて優勝し、一水会会員となります。しかし、五味悌四郎は自由を求め無所属での活動を行い、より自由に制作や個展活動を行うこととなり、結果的にこれがより五味悌四郎の名前を多くの方に広めます。静止画の巨匠、シュールレアリスムの最高峰と呼ばれています。2004年に86歳で死去。その後2015年に五味悌四郎洋画展が開催されています。
4.五味 悌四郎の絵画代表作品とは
- 白椿
- 桔梗
- 野の花
- キャンドルとざくろ
5.五味 悌四郎の絵画作品の買取査定ポイントを解説
五味悌四郎の作品は本場パリで学んだ技術が生かされており、写実的な筆遣いも非常に優れています。作品の状態が買取査定では重要なポイントとなり、スレや汚れがないよう良好な保管下に置かれていたものは買取査定額が高くなる傾向にあります。直筆サインや箱の有無も査定額に影響を与えますので、状態を整えて査定を依頼するようにしましょう。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 保存状態が良いか(シミやシワ、汚れや油彩のひび割れの有無)
- 鑑定書など付属品の有無
- 作品の種類(どんな技法が使用されているか、人気のある作品かどうか)
- 作品の大きさなど
- 五味悌四郎、本人の作品か(サインの有無)
6.五味 悌四郎の絵画作品の取引相場や参考価格
五味悌四郎の作品の相場価格は、サイズにもよりますが平均して120,000円前後となります。目立った傷や汚れのない保存状態が良い64cm×52cmであり4号サイズの油彩画『椿』では、350,000円で落札されています。また『紅白椿』という油彩画作品では、126,000円で落札されています。画寸は縦41cm×横32cm、額寸は縦55cm×横46cm×奥行4.5cmで、画面に少しのひやけ、額にはスレや傷などがありますが概ね良好な状態です。作品の大きさも査定額に大きな影響を与えます。
7.五味 悌四郎の絵画作品の買取についてのまとめ
五味悌四郎は日本の静止画の巨匠です。その綿密なタッチは非常に味わい深いものです。当時はその実力とは裏腹に世間からの評価は少なかった画家ではありますが、現在では300,000円ほどで落札されている実績もあり、再評価されていると考えられます。真作であることはもちろん、作品のコンディションも大切にすると査定額があがるでしょう。
その他の絵画について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。