Giuseppe Castiglione/郎世寧(ジュゼッペ・カスティリオーネ/ろうねいせい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.Giuseppe Castiglione/郎世寧の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

ジュゼッペ・カスティリオーネは、中国の清朝に仕えたイタリア人イエズス会修道士であり画家だった人です。中国名は郎世寧です。1715年に北京に行き、康煕と雍正、乾隆という3帝の厚遇を受けました。北京で各種の絵を制作し、西洋画法に中国伝統の画趣を加味したものを制作し、当時の画院絵画に大きな影響を及ぼしました。

このページの目次

2.Giuseppe Castiglione/郎世寧という絵画作家について

志願して1715年に北京に渡り、宮廷絵師として活躍した宣教師であり画家です。皇帝とその妃たちの肖像画などを手掛け、円明園の洋館設計にも携わりました。その作品は台北の国立故宮博物院に多数所蔵された人気の高い画家です。その作品の特徴は、中国風のマティエールを用いつつ西洋風の陰影法と写実主義で描く折衷的な様式です。

3.Giuseppe Castiglione/郎世寧の絵画作家についての経歴など

1688年にイタリアのミラノで生まれ、長じてイエズス会助修士となりました。イタリアでも一流の画家になれたほどの腕前でしたが、中国皇帝が西洋の画家を求めていると聞き、志願して1715年に北京に渡りました。康煕、雍正、乾隆の3帝に仕え、蓮を活けた中国花瓶を描いた『聚瑞図』によって名声を得ました。また、皇帝とその妃たちの肖像画も多く描いています。当時はキリスト教の取締りが厳しかった時期ですが、皇帝の愛顧を利用して禁教の緩和を願い出るなど布教にも尽力し、1766年北京で没しました。

4.Giuseppe Castiglione/郎世寧の絵画代表作品とは

  • 百駿図巻
  • 円明園全図
  • 聚瑞図(1723年)
  • 百駿図(1728年)

5.Giuseppe Castiglione/郎世寧の絵画作品の買取査定ポイントを解説

ジュゼッペ・カスティリオーネが活躍した乾隆帝の宮廷には4人の西洋人画家がおり、これらの西洋人に学んだ中国人画家も多くいましたので、郎世寧の名を冠していても、実際には共同製作である作品もあります。真贋の保証や肉筆の保証は査定に大きく影響するため、落款があることの他、保存状態なども重要な査定ポイントとなります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 大きさはどれくらいか
  • 共作のものではないか
  • 保存状態は良いか
  • 真作肉筆であるか

6.Giuseppe Castiglione/郎世寧の絵画作品の取引相場や参考価格

ジュゼッペ・カスティリオーネの作品で、ネットオークションには模写として出品されている『山水図』という作品が、絹本171cm×84cmで約51万円という価格で落札されています。真贋の保証がなく模写と表記されているにも関わらず、このような高値がついているほどの人気作家ですので、これが真作保証であれば、更なる高値が見込めます。

7.Giuseppe Castiglione/郎世寧の絵画作品の買取についてのまとめ

ジュゼッペ・カスティリオーネの真筆と確認されている最古の作品が1723年から1735年の間のもので、それ以前の作品は残っていません。大変古いものですので、保存状態が重要な要素ですが、何より真贋の見極めが難しく、もし真筆で単独制作であることが保証されれば破格の査定となるほどの画家ですので、ぜひ一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

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