Giorgio Morandi(ジョルジョ・モランディ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.Giorgio Morandiの絵画作品を売りたいお客様へのご案内

ジョルジョ・モランディは、20世紀前半にイタリア、ボローニャで活動した画家です。故郷にあって、身の回りの日用品や花瓶に活けられた花々をモチーフとした静物画や身近な風景を繰り返し描きました。色彩や形態、光と影の関係を研究しながら自己の芸術を追求したモランディの絵画は、他の作家にはない瞑想的で静謐な雰囲気を放ち、今も多くの人々を惹きつけています。

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2.Giorgio Morandiという絵画作家について

ジョルジョ・モランディは、わずかな例外を除いて、その画業のほとんどを静物画と風景画に費やし、約1,350点の油彩画と133点のエッチング、そして多くの素描、水彩画を残しました。抑制された色彩や簡潔なモチーフの繰り返しといった極めて純粋な絵画的探求は、同時代の抽象絵画の試みとも共鳴し合い、のちのミニマリズムの先駆とも見なされています。

3.Giorgio Morandiの絵画作家についての経歴など

ジョルジョ・モランディは、1890年にボローニャで生まれ、生涯をそこで過ごしました。1907年から1913年にボローニャ美術アカデミーに通い、独学でエッチングを習得しました。1910年に訪れたフィレンチェで、ジオットやマザッチォといった古典絵画の巨匠に感銘を受け、1914年には未来派からわずかの間影響を受けました。同年から1929年まで小学校のドローイング講師を務め、1930年からはアカデミーでエッチングを教授しました。1948年にはヴェネチア・ビエンナーレで絵画1等賞を受賞しています。1864年に肺ガンで亡くなりました。

4.Giorgio Morandiの絵画代表作品とは

  • テーブルの上の壺(1931年)
  • 花(1950年)
  • 静物(1951年)
  • フォンダッツァ通りの中庭(1954年)
  • 静物(1956年)

5.Giorgio Morandiの絵画作品の買取査定ポイントを解説

ジョルジョ・モランディの買取査定においてもっとも重要な点は画家の真作であることです。来歴や出品歴、掲載歴が判明していることも評価の対象になります。水彩画よりも油彩画が、サイズは小さいものより大きいものほど、高額に査定される傾向があります。出来栄えや、シミや日焼け、カビ、虫食いなどがないかどうかも査定額を左右する要素です。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • ジョルジョ・モランディの真作であること
  • 出来栄えが良いか
  • サイズが大きいものかどうか
  • 来歴、出品歴、掲載歴が分かるかどうか
  • 状態は良いか

6.Giorgio Morandiの絵画作品の取引相場や参考価格

ジョルジョ・モランディ作品の国内での買取事例はほとんど公開されていませんが、海外のオークションでは、しばしば高額で落札されています。サザビーズに出品されたいずれも油彩静物画の事例を見ると、2011年2月に出品された晩年のは、40cm×50.5cmで約138万ポンド、日本円にして約1億8,000万円で落札され、2018年11月出品の、若い頃に描かれた45cm×53cmの『Natura morta』は約216万ユーロ、日本円で約2億6,000万円で落札されました。

7.Giorgio Morandiの絵画作品の買取についてのまとめ

ジョルジョ・モランディは、生涯、故郷ボローニャを拠点に、静謐な構図のなかにある光や色彩の揺らぎを、繊細なタッチで描き続けました。そうした実直で純粋なモランディの芸術は、イタリア国内外の批評家や詩人、映画監督だけでなく、アメリカのオバマ前大統領をも魅了し、ホワイトハウスには作品が所蔵されています。作品数は必ずしも多くありませんが、大変人気のある画家ですので、高額の査定が期待できるでしょう。

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