岸岱(がんたい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.岸岱の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

岸岱は、岸派を興した岸駒の長男で、江戸時代後期に活躍した絵師です。父親の跡を継いで岸派の2代目となり、大いに発展させました。岸岱は他派の画風を取り入れながら花鳥、山水、人物を問わず、秀逸な作品を多く残しています。現在でも金刀比羅宮や隆国寺の障壁画は有名です。

このページの目次

2.岸岱という絵画作家について

虎の絵で知られた岸駒の長男として生まれた岸岱は、父に師事して岸派を継承しました。父の没後は、2代目として岸派を京都画壇で大きな勢力に発展させています。岸岱は父と同様に虎の画を得意としながら、岸派の画風に四条派や伝統的な大和絵も取り入れて幅広い作風で描きました。金刀比羅宮の障壁画においても、あえて自分の得意な画題を描かず、空間を最大限活かすような作画をしています。

3.岸岱の絵画作家についての経歴など

岸岱の生年は1782年、もしくは1785年とされています。1809年、父の岸駒とともに金沢城内に障壁画を描きます。1844年に金刀比羅宮奥書院の障壁画を制作しました。1854年から1860年の安政年間に御所造営に参加、御常御殿二之間や御学問所中段之間などの障壁画を担当しています。また、京都の文化人などを集成した人名録『平安人物志』に、1813年から1852年の長期に渡り掲載されました。1865年没、享年は84歳とされています。

4.岸岱の絵画代表作品とは

  • 金刀比羅宮奥書院障壁画(1844年)
  • 松に兎図(1855年)
  • 巌上咆哮猛虎図(1862年)

5.岸岱の絵画作品の買取査定ポイントを解説

岸派の巨匠である岸岱の作品は、高値での取引が予想されます。ただし、高額査定には真作であることが条件となるため、正式な鑑定書があれば査定時に有利です。また、制作年代が古い作品では、状態の良し悪しなども査定額に影響します。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 真作が証明できるか(鑑定書)
  • 落款と印章があるか
  • 作品の保存状態
  • 破れや虫食いなどないか

6.岸岱の絵画作品の取引相場や参考価格

書画屋の展示会を描いた作品は22,166円で落札されています。小ジミや小ジワ、巻きジワはありますが、おおむね状態は良好です。真作保証があり、落款と印章が確認できます。大きさは、本紙が縦123cm×横57cmで、総丈は縦201cm×横72cmです。また、真作保証がある山水図は20,250円で落札されています。状態はおおむね良好で、大きさは、本紙が縦120cm×横56.5cmで、総丈は縦196cm×横73cmです。

7.岸岱の絵画作品の買取についてのまとめ

岸岱は岸派の2代目となったあと、京都画壇で一大勢力に発展させるなど功績を残しました。岸派の伝統である虎の画を得意としながら幅広い画風の作品を描き、金刀比羅宮や隆国寺の障壁画などで高い評価を得ています。岸岱の作品をお持ちであれば、一度査定を依頼してみてはいかがでしょうか。

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