岸 良(がん りょう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.岸 良の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

岸良は江戸時代後期の絵師で、人物画や花鳥画を得意として、確かな技量の濃彩豊かな作品を多く残しています。有栖川宮家に仕えて岸派を盛り立てた絵師の一人として、岸良の作品は今でも人気があります。作品はさまざまな美術館に収蔵されており、買取額も高値になる傾向があります。

このページの目次

2.岸 良という絵画作家について

岸良は早くから岸駒について学び、岸派2代目の岸岱に隠れて目立ちませんが、岸岱よりも優れた画技を持ち、中国画への造詣も深かったと言われています。岸良の作品は京都の寺社仏閣や国内外の美術館、博物館などに多く収蔵され、岸派の画風を今に伝えるものとなっています。

3.岸 良の絵画作家についての経歴など

岸良は、1798年に京都で生まれました。画歴はよくわかっていませんが、若くして岸駒に師事し、岸駒の長女貞の後婿になりました。また岸駒に続いて有栖川宮家に仕え、華々しさはありませんが画の技は確かなものがあり、虎図だけでなく、南蘋派風の濃厚な彩色の写実画にも優れた作品が残っています。御所や高野山西門院の仕事もこなしており、岸派2代目の岸岱と共に岸駒が亡くなった後の岸派を支えました。1852年に55歳で死去しました。

4.岸 良の絵画代表作品とは

  • 連地図障壁画
  • 布袋図
  • 虎渓三笑図

5.岸 良の絵画作品の買取査定ポイントを解説

岸良は屏風や掛軸、障壁画などさまざまな分野の画を残しましたが、模写や真贋不明のものも多く出回っているため、肉筆画の真作であるかが高額査定の重要なポイントです。日本画で証明となる鑑定書が付属されていれば、さらに査定額が高くなるでしょう。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • 肉筆画か
  • 作品の状態は良好か
  • 共箱はあるか
  • 落款はあるか

6.岸 良の絵画作品の取引相場や参考価格

岸良の作品は、南蘋派風の濃厚な彩色の画によって人気が高くなっていますが、市場では希少です。ネットオークションでは真作肉筆画の『虎図』が、15,000円で落札されました。サイズは、本紙が縦98cm×横37cm、総丈が縦191cm×横50cmで共箱があり、虫食いや折れなどの傷みがある掛軸作品です。岸良本人の作で状態のよい日本画であれば、高値での査定が見込めるでしょう。

7.岸 良の絵画作品の買取についてのまとめ

岸良は岸駒亡き後岸派を支えた実力派の絵師の一人で、現在も人気があり高く評価されています。岸良の真作の日本画はなかなか市場に出回らず、貴重なものとなっています。岸良の作品は高値での買取が想定されますので、ぜひ一度査定されてはいかがでしょうか。

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