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1.エルズワース・ケリーの作品を売りたいお客様へ

エルズワース・ケリーは、抽象画家として知られるアメリカの現代アーティストです。シャープな図形とフラットで鮮やかな色面を組み合わせた独自の表現を確立し、戦後のアメリカ美術界で高い評価を得ました。作品がオークションに出品されると、非常に高額で取引がおこなわれています。

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2.エルズワース・ケリーについての解説

エルズワース・ケリーは、ハード・エッジと呼ばれる、色面の輪郭が目立つ作風の代表的な作家と見なされています。一見シンプルに見える作品は、色相対比を意識した色の組み合わせや変形キャンバスなどの使用により、視覚的効果を追求しました。代表的な作品は、メトロポリタン美術館やホイットニー美術館に収蔵されています。

3.エルズワース・ケリーの歴史

エルズワース・ケリーは、1923年、アメリカはニューヨークで誕生しました。1946年、ボストンの美術学校で学び、その後6年間フランスに滞在しコラージュやレリーフ作品の制作をおこないます。やがてアメリカへ戻ると、パーソンズ画廊で初個展を開催しました。1963年、代表作『青・緑・赤』、翌年『緑・青・赤』を制作し、抽象画家としての地位を確立します。1970年頃からは彫刻作品の制作も開始しました。2015年、92歳で死去します。

4.エルズワース・ケリーの代表作

  • 青・緑・赤（1963年）
  • 緑・青・赤（1964年）

5.エルズワース・ケリーの作品の買取査定ポイント

エルズワース・ケリーの作品買取にあたっては、画家の真作であるかどうかが重要です。来歴や出品履歴が判明していたり、保証書や鑑定書が付いているかは査定のポイントになります。他にも、作品のタイトルやサイズも査定額を左右するポイントです。

代表的な査定ポイント
  • 来歴や出品歴は判明しているか
  • 保証書や鑑定書はついているか
  • 作品タイトル
  • 作品サイズ
  • 作品の保存状態

6.エルズワース・ケリーの作品の取引相場価格

エルズワース・ケリーの作品は、海外のオークションで稀に取引されています。1982年制作の『Red Curve VII』（画寸縦281.9cm×横211.4cm）は、9,809,000ドル（約1,078,990,000円）で買い取られました。同じく1982年制作の『Red Curve V』（画寸縦230.5cm×384.8cm）は、4,477,000ドル（約492,470,000円）での落札です。

7.エルズワース・ケリーの作品の買取についてのまとめ

エルズワース・ケリーは、ハード・エッジと呼ばれる作風で高い評価を得たアメリカの現代アーティストです。残された作品が稀に海外のオークションに出品されると、非常に高額で落札されています。作品をお持ちの方は、ぜひ一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。