El Lissitzky(エル・リシツキー)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ
1.エル・リシツキーの作品を売りたいお客様へ
エル・リシツキーは、ロシア出身のグラフィックデザイナー、ブックデザイナー、展示デザイナー、建築家、写真家です。非常に多才な人で、その活躍は『プロウン』シリーズで知られており、ロシアだけでなく諸外国のさまざまな分野に影響を与えました。リシツキーは高い評価を得ており、高値の買取額となる可能性があります。
このページの目次
2.エル・リシツキーについての解説
カジミール・マレーヴィチの抽象概念の影響を受けたエル・リシツキーは、平面上に三次元の宇宙的な空間を表現する手法を生み出し『プロウン』(新しきものの確立プロジェクト)という一連のシリーズの作品を、1919年から制作しました。さらに、1924年頃から始めた写真の多重露光やモンタージュ、舞台装置、展覧会のディスプレイなどもプロウンの展開としており、さまざまな仕事を通じて、生涯に渡ってプロウンを実践しました。
3.エル・リシツキーの歴史
エル・リシツキーは1890年にロシアで生まれました。幼い頃から絵に才能を発揮していましたが、大学では建築を勉強し、建築家として働きながら、ブックデザインやイラストレーションの分野で才能を発揮します。また1919年に、シャガールに招かれてヴィテブスクの美術学校の教師となり、同僚のカジミール・マレーヴィチの影響を受けるなどし、「プロウン」シリーズの作品を制作するようになります。1923年にフォトモンタージュ研究所をモスクワに設立し、フォトモンタージュを効果的に利用するための方法を確立しました。1928年にドイツのケルンで開催された国際報道展においてソビエトパビリオンを設計し、その秀逸な内容は諸外国のメディアに衝撃を与えるなど、多方面に渡って活躍しましたが、1941年にモスクワにおいて51歳の若さで亡くなりました。
4.エル・リシツキーの代表作
- 「プロウン」シリーズ
5.エル・リシツキーの作品の買取査定ポイント
エル・リシツキーの作品は日本国内の市場にはほとんど出回らないことから希少価値が高くなっています。絵画の保存状態が良好であるかが高額査定の重要なポイントで、「プロウン」シリーズの作品や、出来のよい作品は高値で取引される可能性があります。
代表的な査定ポイント- 人気のあるプロウンの作品か
- 作品の保存状態は良好か
- 作家のサインはあるか
- 正式な鑑定書が付属しているか
6.エル・リシツキーの作品の取引相場価格
エル・リシツキーの作品は、国内のネットオークションには出品事例がほとんどない状態ですが、海外のオークションにおいて1923年のリトグラフ作品が約24万米ドル(約2,600万円)もの高い価格で落札されました。エディション番号と署名があり、サイズは縦53cm×横45.5cmで、状態のよい作品です。リシツキーの作品は市場にあまり出回らないため希少性が高く、真作保証された保存状態のよい絵画作品であれば高額な査定となる可能性があります。
7.エル・リシツキーの作品の買取についてのまとめ
エル・リシツキーは「プロウン」シリーズで知られ、さまざまな分野で活躍したロシアの画家です。作品はなかなか市場に出回らず、希少性が高くなっています。お手元にリシツキーの貴重な作品をお持ちでしたら高値が期待されますので、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
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