瑛九(えいきゅう)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!

1.瑛九の作品を売りたいお客様へ

瑛九は多彩な表現方法により様々な作品を生み出した日本の画家です。前衛的な作品や、抽象表現を用いた絵画を多く制作しており、2017年にも東京国立近代美術館にて企画展が行われており、現在でも多くの愛好家がいることで知られています。2006年には有名なお宝鑑定番組内で数千万の鑑定額がつけられるなど、評価の高い瑛九の作品は高額査定が期待できます。

このページの目次

2.瑛九についての解説

瑛九は油彩画や銅版画、リトグラフなど様々な手法を用いて創作を行っていた日本の画家です。フォトデッサンと言うフォトグラムを拡張した造語を作り上げたことでも知られており、独自の表現を求めた自由な作風で、自分自身の作品をも決して模倣することがなかったと言われています。色彩表現にも優れており、カラーリストと評されることもある画家です。従来の画壇を批判し新たな協会を設立するなど、現在の画家に大きな影響を与えた人物の1人です。

3.瑛九の歴史

瑛九は1911年に宮崎県宮崎市にて眼科医院を営む父の元に誕生します。瑛九は極度の近視であるため、家業である眼科医を継ぐことが出来なかったと言われています。日本美術学校を卒業し、1935年に中央美術展に初入選し、画家の山田春光らとともに芸術家クラブふるさと社を結成します。1951年には埼玉県浦和市に移住し活動を行うようになります。同年には泉茂や早川良雄とともにデモクラート美術家協会を結成し、自由美術家協会や創造美育協会等にも参加します。精力的に活動を続ける中1960年、48歳にてその生涯に幕を下ろします。

4.瑛九の代表作

  • 田園

5.瑛九の作品の買取査定ポイント

瑛九の作品の買取査定ポイントは、瑛九本人の作品であるかが重要となります。そのため作品裏などのサインの有無、保証書や鑑定書の有無が重要なポイントだと言えます。瑛九のサインは『瑛九』の他、『QEi』との記載もあるためしっかりとサインを確認するようにすると良いでしょう。その他、作品サイズや保存状態も査定額に影響を及ぼします。

代表的な査定ポイント
  • 瑛九の真作であるかどうか
  • 作品のサイズ
  • 作品のコンディション
  • 保証書や鑑定書の有無
  • 作品の出来栄え

6.瑛九の作品の取引相場価格

瑛九の『田園』という油彩画作品は2006年に放映された人気お宝鑑定番組内で5,000万円の値がつけられています。また、アートオークションでは『フォトデッサンより-森のつどい-』という題名の43.4cm×53.8cmの版画作品が48,000円で落札されました。また、同じく版画作品である『フォトデッサンより-庭-』という54.7cm×44.7cmの作品が50,000円で落札されている実績があり、いずれも高額での取引がされています。

7.瑛九の作品の買取についてのまとめ

瑛九は多彩な表現方法により前衛的な作品を多く手がけた画家です。現在でも宮崎県立美術館では瑛九の作品が常設展示されており、東京国立近代美術館にて企画展が開かれるなど人気が高いです。瑛九の作品をお持ちの方はぜひ、査定を行ってみてはいかがでしょうか。

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