江上 瓊山（えがみ　けいざん）の絵画買取なら高額査定の可能性！SATEeee絵画買取へ

1.江上 瓊山の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

江上瓊山は、明治時代の長崎を代表する南画家であり、書家です。緻密で迫力のある山水画や花鳥画に優れた書を添えた作品を描きましたが、現存するものが少ない傾向にあり真作は非常に貴重です。今でも多くの人が手に入れたいと希望する画家で、高い査定額が期待されます。

2.江上 瓊山という絵画作家について

江上瓊山は、淡彩の山水画や花鳥画に中国の詩などを書き添える作風により当時から人気がありました。蒐集家の安達万蔵を中心とする文化サークルによって歓迎を受け、広島や呉の蒐集家に多くの作品が収蔵されました。しかし1913年の「瓊山書画展覧会」の図録に掲載されている作品の多くは、安達万蔵や広島周辺の個人蔵となっていることから、残念ながら原爆で焼失した可能性が考えられます。

3.江上 瓊山の絵画作家についての経歴など

江上瓊山は、162年に長崎市で生まれました。18歳頃から守山湘颿に師事して南画を、岡田篁所に師事して書を学びます。警察の辞令書きや長崎市立商業学校習字教師をした後、中国を旅して名蹟を訪れます。1905年に京都に移住して京都師範学校教師となり、亡命清人の羅振玉や富岡鉄斎、桑名鉄城、犬養毅などとの交流の中で風雅を極めました。高島屋呉服店などで積極的に作品を発表し、1913年には広島の安達万蔵らによって広島で展覧会が開催されるなど活躍しますが、1923年に63歳で亡くなりました。

4.江上 瓊山の絵画代表作品とは

• 青緑松林山水図（1909年）

5.江上 瓊山の絵画作品の買取査定ポイントを解説

江上瓊山の作品は長崎県美術館などに収蔵されたり焼失したりしたものもあり、なかなか市場に作品が出回っていません。その中で絵画作品は非常に人気があるため、本人の作と証明された鑑定書が付属されていて、保存状態もよい日本画であれば高い査定価格が想定されます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら

• 真作の肉筆画か
• 正式な鑑定書が付いているか
• 作品の状態は良好か
• 落款はあるか

6.江上 瓊山の絵画作品の取引相場や参考価格

江上瓊山の真作肉筆画の『桃谿曳杖図』が、古美術商において115,000円で販売されました。サイズは全体が縦180cm×横47.6cm、絹本の本紙が縦120cm×横33.3cmで、1906年作の淡彩山水画の掛軸作品です。江上瓊山は市場に出回る作品数が少なく、模写も多い傾向にあるため、保存状態がよい江上瓊山本人の作品であれば、このように高額査定が期待できるでしょう。

7.江上 瓊山の絵画作品の買取についてのまとめ

江上瓊山は、中国の詩などを作品に書き添えた美しい山水画や花鳥画を描き、蒐集家にも贔屓にされるなど人気のある画家でしたが、現在は真作の肉筆画はなかなか見つからず、貴重なものとなっています。江上瓊山の作品をお持ちでしたら、ぜひ査定に出されてはいかがでしょうか。

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