Edward Burne Jones(エドワード・バーン=ジョーンズ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.Edward Burne Jonesの絵画作品を売りたいお客様へのご案内
エドワード・バーン=ジョーンズは、19世紀後半に活躍したイギリス人画家です。ラファエル前派を興したダンテ・ゲイブリエル・ロセッティや、思想家のジョン・ラスキンの影響下で、聖書やギリシャ神話、中世の騎士道物語などをテーマにロマンティックで幻想的な絵画を数多く制作しました。タペストリーやステンドグラスの制作によってウィリアム・モリスの活動を支え、19世紀末のイギリスの唯美主義やフランスの象徴主義にも影響を与えた重要な画家です。
このページの目次
2.Edward Burne Jonesという絵画作家について
エドワード・バーン=ジョーンズは、ロセッティとの出会いから画家を志すとともに、1859年~1862年のイタリア旅行で知った初期ルネサンスの装飾的な作風に影響を受けます。初期には、中世の騎士物語やロマンチックな題材を華麗な色彩で描き、後期にはサンドロ・ボッティチェリやフィリッポ・リッピを霊感源とした繊細で優美な人物像などを憂いを込めて描きました。ステンドグラスなどの装飾芸術、豪華な装飾本、舞台美術などにもその才能を発揮しています。
3.Edward Burne Jonesの絵画作家についての経歴など
エドワード・バーン=ジョーンズは、1833年に金細工職人の家に生まれ、1852年からオックスフォード大学で神学を学ぶとともに生涯の友人となるウィリアム・モリスと知り合いました。両者はダンテ・ゲイブリエル・ロセッティと出会うことで、芸術家を志すことを決意。1861年、モリスが設立した装飾芸術協会にてステンドグラスなどの制作に携わり、後々まで本の装幀やタペストリーなどの制作で協働しました。1864年には水彩画家協会に入会して作品を発表しています。1870年代前半にはほとんど作品が発表されませんでしたが、1877年に発表した油彩画が高い評価を受け、以後、名声が高まります。1898年に亡くなったときには、盛大な葬儀が行われました。
4.Edward Burne Jonesの絵画代表作品とは
- ピグマリオン(1868年~1870年)
- フィリスとデモフォーン(1870年)
- 黄金の階梯(1880年)
- コフェチュア王と乞食娘(1884年)
- アーサー王最後の眠り(1898)
5.Edward Burne Jonesの絵画作品の買取査定ポイントを解説
エドワード・バーン=ジョーンズの買取査定にあたっては、画家の本物の作品であるかが、まず重要となります。来歴が判明していたり、証明書が付帯されていれば鑑定の助けとなります。素描より入念な仕上がりの完成作が、また、サイズが大きい作品ほど査定額は高くなる傾向にあります。剥落やカビがないかなどの状態の良し悪しも査定額を左右するポイントです。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- エドワード・バーン=ジョーンズの真作であるかどうか
- サイズは大きいかどうか
- 来歴や出品履歴が判明しているかどうか
- 来歴や出品履歴が判明しているかどうか
- 出来栄えが良いか
6.Edward Burne Jonesの絵画作品の取引相場や参考価格
エドワード・バーン=ジョーンズは、国内の画廊やネットオークションで見かけることはほとんどありませんが、海外のオークションでは、近年、評価が高まり、非常に高額で落札されています。2018年にはクリスティーズで、サイズが96.5cm×152.4cm、ロマンチックな主題が画家の特徴をよく伝えている作品『Love among the Ruins』が、1,484万ポンド、日本円で約20億円もの高値で落札されました。同オークションでは、45.5cm×30cmの『Portrait of Alice Macdonald』が、6万2,500ポンド(約848万円)で落札されるなど、素描作品も高額落札となっています。
7.Edward Burne Jonesの絵画作品の買取についてのまとめ
エドワード・バーン=ジョーンズは、ラファエル前派の第二世代を代表する画家として、神話や騎士物語、聖書のイメージをロマンティックに描き出し、近代化する現実とは距離を置いた、夢のようなユートピアを芸術に追い求めました。その芸術は、20世紀の半ばに時代遅れと見なされたものの、近年は、目覚ましい再評価の対象となっています。真作であればほとんどの場合高額の査定額が期待できますので、バーン=ジョーンズの作品を所有しているのならば、ぜひ一度、ご相談をお寄せください。
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