鄭相和(チョン・サンファ)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.鄭相和の作品を売りたいお客様へ

鄭相和は、1932年生まれの韓国のアーティストです。ミニマリストと呼ばれることもある鄭相和は、単色で描かれた作品が有名です。カンヴァス上に塗り広げた絵の具に切れ目を入れ、同色の絵の具を塗り重ねる手法で、モノクローム絵画を描きました。来日し神戸に住んで制作していたこともあり、関西の前衛芸術シーンに足跡を残しました。

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2.鄭相和についての解説

鄭相和は、1970年代より一貫して、塗り重ねた色層をナイフでマス目状に掻き削り、同色の絵の具を塗り重ねる手法で作品を描きました。こうした制作行為の集積であるオール・オーヴァー絵画を追求しつづけたアーティストです。単色で描かれた作品により、ミニマリストと呼ばれることもあります。神戸に住んで制作に励んでいた時期もあり、日本でも個展を開催するなど、日本国内でも存在感を示しています。

3.鄭相和の歴史

鄭相和は1932年韓国に生まれ、1956年ソウル大学校美術大学絵画科を卒業しました。1963年ソウルで初個展を開催し、1967年にフランスに渡りました。1969年に来日して神戸に住み、大阪、東京で個展を開催。1975年兵庫県立近代美術館での「アート・ナウ ’75」に出品し、関西の前衛美術シーンに足跡を残しました。現在はソウルで制作しています。

4.鄭相和の代表作

  • Untitled 76-10-12(1976年)

5.鄭相和の作品の買取査定ポイント

鄭相和の作品の買取査定にあたってもっとも重要視されるのは、真作であることです。よって、本人のサインが入っていることは重要なポイントです。また油彩画で一点物の作品は希少価値があるので、マチエールも重要です。版画作品の場合はエディション数も要チェックポイントです。保存状態が良ければなお良いでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 本人のサインがあること
  • 油画であること
  • 版画の場合エディションがあること
  • 保存状態が良好であること

6.鄭相和の作品の取引相場価格

鄭相和の作品はほとんど市場に出回っていません。とても希少性のある作家です。『作品』は59,620円で落札されています。これはシルクスクリーンの作品でエディションは100、額サイズは57.7cm×46.7cmの作品です。シルクスクリーンでこの価格ですから、一点ものの油彩画であれば、より高額が期待できるでしょう。

7.鄭相和の作品の買取についてのまとめ

鄭相和は、韓国のアーティストで、単色で描かれた画面にマス目状に掻き削り、切り目にさらに同色の絵の具を塗り重ねる手法でモノクローム絵画を描きました。来日し神戸に住んで制作に励んでいたこともあり、日本でも個展を開催したことがある作家です。作品はとても人気があり、シルクスクリーン作品も高額で取引されていますので、一点物の油画でしたらさらに高額査定が期待できます。もし、作品を所有していましたら、ぜひ一度お問い合わせください。