陳 洪綬(ちん こうじゅ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.陳 洪綬の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

陳洪綬は中国の明末清初に活躍した文人画家です。山水画・花鳥画・人物画を得意とし、その画業は後世の画家たちに多大な影響を与えました。今でも人気の高い画家で、2013年の中国国内のオークションでは花鳥草虫の画帖が、約7億6千万円で落札されています。

このページの目次

2.陳 洪綬という絵画作家について

陳洪綬は、はじめ浙派の画師であった藍瑛や孫杕に学びました。その後、李公麟・周昉などに師法して、唐宋の古画を臨模して技法を学んでいます。学問、芸術に対しては常に厳粛な態度で臨み、詩書画で才能を発揮しました。また、文人としての矜持を貫き、金銭や名誉に屈服するような人物ではなかったようです。作品では、屈原の代表的な肖像画『屈子行吟図』や、挿絵版画の最高傑作とされる『水滸葉子』など傑作を残しています。

3.陳 洪綬の絵画作家についての経歴など

1598年、陳洪綬は浙江省諸曁の士大夫の家系に生まれています。14歳のころ、父親が亡くなって兄との相続問題が生じ、家を離れました。早い時期から画の才能を発揮していた陳洪綬は、画を売って暮らすようになります。1617年に諸生となっていますが、科挙には合格できませんでした。1642年に奨学金を受けて国子監生となりましたが、翌年に退職。その後、戦禍を避けて紹興に身を寄せており、1652年に郷里に戻ると同年のうちに没しました。享年55歳。

4.陳 洪綬の絵画代表作品とは

  • 宣文君授経図(1638年)
  • 陶淵明故事図(1650年)
  • 隠居十六観図(1651年)

5.陳 洪綬の絵画作品の買取査定ポイントを解説

古書画の部類は贋作やプリント品が大変多いです。陳洪綬の作品も真作でなければ高値での取引は期待できませんので、鑑定書があれば査定時に提示することをお勧めします。また、作品のサイズや保存状態、箱があるかないかなどによっても査定額が大きく変わるようです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 鑑定書の有り無し
  • 作品のサイズ
  • 保存状態は良いか(破れなどないか)
  • 陳洪綬の署名など確認できるか

6.陳 洪綬の絵画作品の取引相場や参考価格

陳洪綬の作品は贋作や模写・プリント品が多く出回っており、買取市場では真贋不明のものが多く取引されています。取引価格では数万円から約15万円の値段がついていました。肉筆絹本とされている作品では『人物図』の掛け軸が約9万7千円で落札されています。状態は経年による汚れ、スレ、多少のカケはありますが、大きなキズはなく良好です。掛け軸のサイズは、全体が縦84cm×横42cmとなっています。真作の絵画で状態もよければさらなる高額査定を期待できます。

7.陳 洪綬の絵画作品の買取についてのまとめ

陳洪綬の作品の中では、人物画が高く評価されています。デフォルメされた人物を強い線描で描いた作風は独特なもので、見る人を魅了しました。後世の画家たちにも大きな影響を与えた陳洪綬の作品は、真作であれば高値での取引が予想されます。陳洪綬をお持ちであれば、一度査定でその価値を知ってみてはいかがでしょうか。

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