Berthe Morisot(ベルト モリゾ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.ベルト・モリゾの作品を売りたいお客様へ

ベルト・モリゾは、マリー・ブラックモン、メアリー・カサットらと共に3大女性印象派画家と呼ばれています。マネの絵のモデルとしても知られていますが、画家として最も有名な女性の1人でもあります。女性らしい穏やかな目線で描かれた作品には、姉エドマや自身の娘ジュリーがモデルとなっているものも多く、男性にはない優しさが魅力的で世界的に人気です。

このページの目次

2.ベルト・モリゾについての解説

ベルト・モリゾは、バルビゾン派のコローから絵を学んだということもあって、当時では珍しい屋外での風景画を当初から描いています。23歳で初入選しますが、その才能が開花するのは、印象主義と呼ばれる画家たちとの交流があってからです。中でもエドゥアール・マネに影響を受けて弟子入りし、マネの絵のモデルとしても数多く登場します。弟子という形ながら、マネにモリゾも影響を与えていたというのが通説で、その才能の凄さがうかがえます。その後、マネの弟と結婚することで、絵画制作を続けるという環境に恵まれます。夫や娘を優しい目線で描いた作品は、女性ならではの感性が光り、今なお世界中の絵画愛好家たちを魅了し続けています。

3.ベルト・モリゾの歴史

ベルト・モリゾは、1841年にフランスのブルージュの上流階級の娘として生まれます。姉2人と共に絵画を習い始め、その才能を認められます。 1862年からバルビゾン派のコローに師事して、屋外での制作にとりかかり、1864年にはサロンで入選します。その後は、印象派の画家たちと交流を深め、マネの影響を受けます。発表の場を印象派展に移し、 1874年の第1回から出品を続けます。同じ年にマネの弟と結婚。女性的な柔らかい感覚と、直感的な色彩で独自の作風を確立しました。1883年にマネが死去、1893年には夫も亡くなってしまいます。失意の内に1895年にモリゾも54歳という若さで亡くなりました。

4.ベルト・モリゾの代表作

  • ロリアンの小さな港(1869年)
  • ゆりかご(1872年)
  • 舞踏会にて(1875年)
  • マンドリンを弾くジュリー(1889年)
  • かわいいマルセル(1895年)

5.ベルト・モリゾの作品の買取査定ポイント

ベルト・モリゾの真作であれば、美術館に収められるほどの価値があり、驚くほどの高額になる可能性があります。鑑定書の有無は査定に大きく関わってきます。簡単なスケッチや手紙などでも、本人のものであることが証明されていれば高い金額がついています。

代表的な査定ポイント
  • 真作であるかどうか
  • サインの有り無し
  • 適切に保存されているか
  • 作品のサイズ
  • 人気の作品かどうか

6.ベルト・モリゾの作品の取引相場価格

海外の有名オークションでは、ベルト・モリゾの真作が約83万米ドル(約9千万円)で落札されています。サイズは縦67.7cm、幅50.8cmで本人のサインが入っており、所蔵歴もしっかりしていますので、真作で間違いありません。制作されたのは1890年とされており、晩年に近く人気の高い時代です。室内で座る若い女性を描いた人物画で、戸外の自然光で描いたような優しい雰囲気がモリゾらしい油絵です。

7.ベルト・モリゾの作品の買取についてのまとめ

ベルト・モリゾは世界的に人気の画家で、有名な作品であればかなりの高額になります。スケッチのようなものでも状態が良ければ数十万円になりますので、お持ちの方はぜひ一度査定だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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