ベルナール・カトラン作『赤いテーブルの上の紫陽花の花束』の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.ベルナール・カトラン作『赤いテーブルの上の紫陽花の花束』を売りたいお客様へ

ベルナール・カトランは1919年生まれのフランスの画家です。カトランは主にリトグラフと油絵の技法を用い、静物画や風景画、女性のポートレートを描きました。その中でも特に、花をモチーフに描いた静物画は現在までに人気が高く、高額な査定を期待できます。

このページの目次

2.ベルナール・カトラン作『赤いテーブルの上の紫陽花の花束』についての解説

ベルナール・カトランのリトグラフ作品である『赤いテーブルの上の紫陽花の花束』は、1989年に165部限定で制作されました。縦46cm×横72.5cmで、黒い背景と赤い色調が印象的な作品です。カトランは鮮やかな色彩を表現するために、5回から6回、必要であれば7回も色を重ねて印刷をしたそうです。そのようにして描かれたモチーフを黒の背景でより際立たせる構成は、カトラン作品の特徴の一つといえるでしょう。このような構成の画風はほかの作品にも見ることができます。

3.ベルナール・カトラン作『赤いテーブルの上の紫陽花の花束』の作品の特徴について

『赤いテーブルの上の紫陽花の花束』は、赤と黒の色彩構成が目を引く作品です。黒い背景の手前には、遠近感の無い赤いテーブルが画面左の隅に空間を開けるように右下に並行に配置されています。テーブルの角は左上のみ見えます。テーブルの上には右側に花瓶と活けられた紫陽花の花、そして左側には赤いピーマンが2つ配置されています。花束は彩度の異なるショッキングピンクの紫陽花が丸い玉のような形でたっぷり描かれており、さらに一つ一つの花は縁に向かって明度が高くなって白い輪郭で縁取られています。黒い背景との対比によって、平面的な作風の中に立体感を感じることができます。花瓶は花を引き立てるように上部が緑、下部は茶の彩色がされています。ピーマンは色彩の主張は少なく、赤いテーブルに近い色合いです。黒の背景は大体画面の3分の1程です。

4.ベルナール・カトラン作『赤いテーブル』の上の紫陽花の花束』の買取相場価格について

ベルナール・カトランは多くの花の静物画を残しています。リトグラフは10万円前後が相場と言えますが、人気の作品はより高額の査定が付く場合もあります。リトグラフ『レモンのある静物』は、額装付きで右下に作者のサインとエディションナンバーがあり、さらに良好なコンディションであっため、23万円で取引されました。『赤いテーブルの上の紫陽花の花束』も真作の保証があれば高額の査定を予想できます。また、カトランは油彩画も制作しており、真作である場合はより高値が付きやすいでしょう。

5.ベルナール・カトラン作『赤いテーブルの上の紫陽花の花束』についてのまとめ

ベルナール・カトランの作品は売買市場で数多く出回っており、人気が高いため高値での取引がされる傾向にあります。そのため『赤いテーブルの上の紫陽花の花束』をはじめ、カトランの作品をお持ちの方は一度査定にお出しいただいて、その価値を知ることから始められてはいかがでしょうか。