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1.バルテュスの作品を売りたいお客様へ

バルテュスは、フランスで活躍した近代画家です。少女や女性の裸体をモチーフにした具象人物絵画をよく描きました。ピカソに20世紀最後の巨匠と称えられ、その作品は全世界で高く評価されています。現在でも稀にオークションなどへ作品が出品されているようです。

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2.バルテュスについての解説

バルテュスは、本名をバルタザール・ミシェル・クロソウスキー・ド・ローラと言い、ポーランド系貴族の出身でした。「完璧な美とは、出来上がった状態ではなく移行している状態である」と語り、その美学上、少女をモチーフにすることが多かったようです。後期には、日本人画家の出田節子と結婚したことでも知られています。

3.バルテュスの歴史

バルテュスは、1908年にフランスはパリで誕生しました。美術史家の父と画家の母という芸術環境に恵まれていたものの、両親には美術の道に進むことを反対され、ほぼ独学で画を学びます。1934年にパリで初の個展を開催すると、次第に注目を集めるようになりました。やがて1956年におこなったニューヨーク近代美術館での展示をきっかけに、国際的に名が知られたのでした。1967年、出田節子と結婚すると、バルテュスの絵に日本美術の影響が見られるようになります。2001年、92歳で死去しました。

4.バルテュスの代表作

  • 鏡の中のアリス(1933年)
  • ギターのレッスン(1934年)
  • 夢見るテレーズ(1938年)

5.バルテュスの作品の買取査定ポイント

バルテュスの買取査定では、画家の本物の作品であるかどうかが重要です。また、大きいサイズの作品は高額の査定額となる傾向にあります。シミや破れ、日焼けなどが無いかといった保存状態も買取査定のポイントです。

代表的な査定ポイント
  • バルテュスの本物の作品かどうか
  • サイズの大きい作品か
  • シミや破れ、日焼けなどのない保存状態の良いものか
  • 代表的な作品か

6.バルテュスの作品の取引相場価格

バルテュスは、ピカソに「20世紀最後の巨匠」と称えられるほど優れた作家でした。日本の市場に出回ることはほぼありませんが、海外のオークションでは出品されることがあるようです。2019年のクリスティーズオークションでは、『ベンチシートの上のテレーズ』が1,900万2,500ドル(約21億円)で落札され、バルテュスのオークションにおける過去最高額を更新しました。

7.バルテュスの作品の買取についてのまとめ

バルテュスは、少女や女性の裸体を繊細な筆致で神秘的に描いたことで知られています。世界中から高く評価されており、現在においても海外のオークションで高額取引がおこなわれているようです。作品をお持ちの場合は、一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。