朝妻 治郎(あさづま じろう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.朝妻 治郎の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

モダンアート協会会員の洋画家で、銅版画や彫刻作品も手がける朝妻治郎は「日本的抽象画の雄」と称されています。群馬県安中市郷原に朝妻美術館があり、その作品を目当てに訪れる人も少なくありません。このように愛好家の多い人気の作家で、その作品は美術館や画廊で扱われることが多いですが、一般市場に流通することがあれば、良い査定がつく傾向にある洋画家です。

このページの目次

2.朝妻 治郎という絵画作家について

朝妻治郎の日本美術会へのデビューは彫刻作品でした。1950年に木彫作品などを出品していた自由美術協会を退会してからは、創立したばかりのモダンアート協会に属します。同会の1951年に開催された第1回展に『退屈な関係』を出品し、以後同展への作品発表を継続しました。細密なタッチで描かれたペン画など素晴らしい作品を多く残しているほか、抽象的油絵やパステル画の作品も数多く手掛けました。

3.朝妻 治郎の絵画作家についての経歴など

朝妻治郎は1915年11月18日に東京市本所に生まれました。東京府立第三商業学校を中退し、1935年から翌年にかけて本郷絵画研究所に通います。1937年には長谷川三郎に師事、翌年の第2回自由美術展では彫刻作品で初入選します。この作品はベニヤ板・針金による立体でした。1939年から自由美術協会会友となり木彫の出品を開始します。その後モダンアート協会に属し、抽象的な油絵の他、パステル画やペン画、さらには銅版画や彫刻作品も手掛けます。1980年9月に食道がんのため亡くなりました。

4.朝妻 治郎の絵画代表作品とは

  • 退屈な関係
  • 祈り
  • モナの十字

5.朝妻 治郎の絵画作品の買取査定ポイントを解説

市場に出回ることが少ないですが、繊細なタッチで描かれたペン画やパステル画など人気のある作家です。抽象的油彩画作品も手掛けており、作品が何で描かれているかは重要なポイントとなります。真作保証の有無や、保存状態、額装の有無なども重要な査定ポイントとなります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 保存状態は良いか
  • 額装はしてあるか
  • 大きさはどれくらいか
  • 保証書はあるか
  • 画法は何か

6.朝妻 治郎の絵画作品の取引相場や参考価格

ネットオークションで扱われたのは『作品』というペン画で、額寸41cm×32.3cm、画寸25cm×16cm、タトウ箱付き真作保証で5万円です。またパステル画とペン画のセット販売では、作品名『景』というペン画が額寸51cm×41cm、画寸36.5cm×26cm、パステル画は作品名はわからない状態で、額寸44cm×38cm、画寸30cm×23cmです。両作品ともコンディションは良好でセット価格3万円でした。

7.朝妻 治郎の絵画作品の買取についてのまとめ

朝妻治郎は作品流通数が少ないですが、希少性が高いためコンディションが良く真作保証であれば相応の取引が見込める人気作家です。中には本名である朝妻金次郎の名で出した書簡などもオークションにかけられることがあり、今なお根強いファンは多いです。日本における抽象画の第一人者である朝妻治郎の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

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