青山 義雄(あおやま よしお)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.青山 義雄の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

青山義雄は大正期に活躍した日本の洋画家です。度々フランスに渡り南仏の風景に魅了された青山は、『二人の男』や『南仏アルプス遠望』といった名作を描きました。艶やかで鮮烈な色使いは「色彩の魔術師」とも評されました。青山の描く深い青色は「青山ブルー」と呼ばれ、見る人を魅了します。自在な色使いと華のある画風が魅力で、その作品には多くのコレクターがいます。

このページの目次

2.青山 義雄という絵画作家について

青山義雄は、アンリ・マティスに認められたほどの優れた色彩感覚を持つ画家です。青年期に一念発起して渡仏し、画家としての才能を開花させます。フランスの風景を生き生きと描き出し、鮮やかな色使いで高く評価されました。後年は日本とフランスを行き来しつつ、絵への情熱をより深め精力的に作品を生み出しました。100歳を超えてもなお制作を続け、多くの傑作を描いた画家です。

3.青山 義雄の絵画作家についての経歴など

青山義雄は1894年、神奈川県横須賀市に生まれました。父の仕事に伴い、9歳で北海道へ移住します。彩り豊かな北海道の風景は、青山の画家人生に大きな影響を与えたといわれています。1921年に単身渡仏し、類まれな色彩感覚を開花させます。1926年、青山の絵を見たアンリ・マティスと交流が始まり、師弟として、良き友人として長きに渡り交流を深めました。真面目で正義感の強い人柄で、在パリ日本人画壇の派閥争いを治めた逸話も残っています。1935年に帰国すると国画会会員として活躍します。1996年、102歳という長寿を全うし亡くなりました。

4.青山 義雄の絵画代表作品とは

  • 海辺の輪舞(1926年)
  • 北洋落日(1938年)
  • 浦賀水道・春(1992年)
  • バラ園(1993年)

5.青山 義雄の絵画作品の買取査定ポイントを解説

青山義雄の作品では、テーマ・モチーフが査定の大きなポイントです。「青山ブルー」が使われた作品や、南仏風景画は人気が高くなっています。画面の状態の良さ、作品サイズなども重要です。真作であれば、かなりの割合で高額の付く画家の一人です。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 青山義雄作であるとわかること(サイン、鑑定書など)
  • 絵の具の剥離、ヒビなどの有無
  • 時代経過によるダメージの有無
  • メディア掲載歴などの有無
  • 入手経緯

6.青山 義雄の絵画作品の取引相場や参考価格

オークションでは、『桃の木』という作品に134,000円の価格が付きました。こちらはF10号の油彩で、画面サイズ44.5cm×52cn、額付サイズは63cm×71cmです。サイン・箱共に状態は概ね良好でした。F6号の『あざみ』は130,000円で取引きされました。この作品は画面サイズ39.5cm×31cm、額付サイズは61cm×51.5cmで、キャンバスに油彩で描かれたものです。作品、額の状態が良く、サインもあります。箱も概ね良い状態で、美品といえます。

7.青山 義雄の絵画作品の買取についてのまとめ

青山義雄の作品は、マティスを彷彿とさせる明るい色使いが魅力です。特に風景や植物を描いた作品は、画面外へ迫り来るような鮮やかさと力強い存在感があります。ヨーロッパ的な色彩感覚を持った青山は、大正期の日本洋画界に大きな影響を与えました。作品は、小品では5万円前後から、10号ほどでは10~20万円ほどで取引きされることが多いようです。人気画家ですので、高額が付くことも多々あります。作品をお持ちの方は、ぜひ一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。

その他の絵画について