青木 繁(あおき しげる)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.青木 繁の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

青木繁は明治期に活躍したロマン主義の画家です。代表作『海の幸』をはじめ、多くの名作を生み出し、日本美術史上にその名を刻みました。しかし、名声を得る前に28歳という若さで病死しており、その生涯は虚実含めて半ば伝説となっています。残された作品は決して多くなく、熱烈な愛好家の多い画家の一人です。

このページの目次

2.青木 繁という絵画作家について

青木繁は東京美術学校にて洋画を学び、黒田清輝から指導を受けました。『古事記』を愛読し、古代神話をモチーフにした作品を度々制作しています。放浪生活が長く、画家として評価される前に病気により20代半ばにして亡くなった不遇の画家です。その独特な作品世界と神秘的な画風に、多くの収集家が魅了されています。

3.青木 繁の絵画作家についての経歴など

青木繁は1882年、福岡県久留米市に旧藩士家の長男として誕生しました。16歳で単身上京し画塾「不同舎」に入塾し、その後、東京美術学校で黒田清輝から絵を学びます。1903年に『神話画稿』で白馬会賞を受賞、翌年には千葉へ移住し名作『海の幸』を描きました。しかし、家族との軋轢から放浪生活をするようになり、画家としてのピークが過ぎてしまいます。晩年は胸の病により心身共に衰弱し、1911年に福岡の病院にて、28歳という若さで亡くなりました。

4.青木 繁の絵画代表作品とは

  • 黄泉比良坂(1903年)
  • 海の幸(1904年)
  • わだつみのいろこの宮(1907年)
  • 月下滞船(1908年)

5.青木 繁の絵画作品の買取査定ポイントを解説

青木繁は28歳でその生涯を閉じており、残された作品が多くはありません。そのため市場価値が高く、青木の作品と確定できれば高額査定になる可能性があります。現存する中には未完成作品も多いので、サインや箱の有無により判断する場合もございます。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 青木繁の作品と確定できるかどうか
  • 完成作品かどうか
  • 入手経緯
  • 鑑定書や共箱があるかどうか
  • 署名は入っているかどうか

6.青木 繁の絵画作品の取引相場や参考価格

画寸41.0cm×31.8cm、F6号の『停船』は、17,000円の価格がつきました。やや汚損があるものの、表裏にサインが入り、鑑定シールと落款もあります。また、収集家より依頼出品されたという『波景』は、50,100円の値が付きました。作品サイズは33.3cm×24.2cmのF4号で額装の状態も良く、肉筆油彩として鑑定書も付いています。

7.青木 繁の絵画作品の買取についてのまとめ

青木繁は28歳という若さで短い生涯を終えており、伝説的な画家として知られ苦労の多い人生でした。力強い筆致と神秘的な世界感により、短命ではあるものの鮮烈な存在感を示した画家だといえます。代表作『海の幸』は日本絵画がロマン主義へと傾倒していく時期の記念碑ともいえる作品として高く評価され、現在も多くの画家に影響を与えている人物です。天才とまで呼ばれた青木の作品は、日本中に収集家がいます。作品に高値が付きやすい画家といえますので、作品を所蔵されている方はぜひお知らせ下さい。

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