Alexander Calder(アレクサンダー・カルダー)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.アレクサンダー・カルダーの作品を売りたいお客様へ

アレクサンダー・カルダーは、20世紀に活躍したアメリカの彫刻家で、画家、現代美術家です。動く彫刻のモビールの発明と制作で知られており、現在も巨大な彫刻作品がパリのユネスコ本部など世界各地に展示され、高く評価されています。カルダーの真作の絵画であれば、かなりの査定額を提示される可能性があるでしょう。

このページの目次

2.アレクサンダー・カルダーについての解説

アレクサンダー・カルダーは彫刻作品に動きを取り入れたモビールを発明したことが最も重要な功績です。このモビールは、動く美術作品群のキネティック・アートの先駆けとなりました。またスタビルと呼ばれる抽象彫刻や、独特のシンプルな形や限られた色数による絵画、リトグラフ、テキスタイルなどのタペストリー、小さなジュエリー、おもちゃ、航空機の塗装デザインなど、幅広い分野で創作活動を展開し、非常に多才な芸術家でした。

3.アレクサンダー・カルダーの歴史

アレクサンダー・カルダーは、1898年にアメリカのペンシルベニア州で、彫刻家と画家の家に生まれました。大学で機械工学を専攻し、技師や船の機関士として働きました。1923年にニューヨークの芸術学校に入学して絵を学び、卒業後はパリの芸術学校で彫刻を学びます。1928年にはアメリカで個展を開催し、さらにヨーロッパなどで展覧会に参加しました。前衛芸術家たちと交流するようになり、1930年代にはモビールを発明してカルダーの名声が高まります。1950年代には複雑なモビールの制作を続ける一方で、巨大な彫刻制作にも力を注ぎます。死の前日まで作品の制作に取り組んでいましたが、1976年に78歳で死去しました。

4.アレクサンダー・カルダーの代表作

  • 空中ブランコ(1925年)
  • 渦巻(1958年)
  • 山と雲(1976年)

5.アレクサンダー・カルダーの作品の買取査定ポイント

アレクサンダー・カルダーの絵画作品はリトグラフなどのポスターが販売されるほど人気があります。その中でカルダーの真作を証明する鑑定書が付属していることが高額査定の重要なポイントで、保存状態のよい絵画作品であればかなりの査定額が期待されます。

代表的な査定ポイント
  • カルダーのサインはあるか
  • 正式な鑑定書が付いているか
  • カルダーの真作か
  • 作品の保存状態はよいか

6.アレクサンダー・カルダーの作品の取引相場価格

アレクサンダー・カルダーの『Soporific Sun』という作品が、海外のオークションで106万2,500米ドル(約1億1,581万円)もの価格で落札されました。大きさは縦74.9cm×横109.3cm、紙にインクやガッシュで描かれたサインのある1969年の絵画作品です。カルダーの作品は、日本国内ではポスターなどの印刷物が多く出回って、真作は希少なものとなっており、一旦作品が市場に出ればかなりの取引額が期待できます。

7.アレクサンダー・カルダーの作品の買取についてのまとめ

アレクサンダー・カルダーは、モビールやスタビルなどの彫刻や独特な造形と色彩による絵画など、優れた作品を数多く残し、現在でも世界中に多くのファンがいます。お手元にカルダーの貴重な絵画作品をお持ちでしたら高値が期待されますので、一度査定されてはいかがでしょうか。