秋野 不矩(あきの ふく)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.秋野 不矩の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
秋野不矩は異色の個性を発揮した女流日本画家です。彼女の題材は日本古来の花鳥風月から、後期にはインドの明るく暖かな情景へと変化しました。そんな彼女の制作背景や文化的価値は、ますます高く評価される可能性を秘めています。
このページの目次
2.秋野 不矩という絵画作家について
秋野不矩は日本画家としてその表現を追い求めて、徐々に作風を変化させました。初期の伝統的な花鳥画から、粒子の粗い材質を活用するなどし、より鮮明な色使いへと進化させ、大学の客員教授としてインドに滞在したことで現地の文化に魅かれ、風景や人物、神や寺院などを題材としました。後期に残したインド現地の画は、明るいエネルギーを感じさせるようです。
3.秋野 不矩の絵画作家についての経歴など
秋野不矩は1908年静岡県二保町に生まれました。女子師範学校を卒業のち石井林響に師事し、物静かな日本画作品を中心に残します。沢宏靱と結婚後は実子6人を育てつつ、現在の「創画会」や「春泥社」結成に携わるなど女流画家の道を開く存在となります。作風が大きく変わったのは1962年、インドでの教授職による滞在を通して明るく躍動感ある現地の姿を描くようになりました。2001年の逝去までアフリカを含めて活力ある作品を残しました。
4.秋野 不矩の絵画代表作品とは
- 天竜川(1935年)
- 桃に小禽(1940年)
- ガンジス河畔の少女(1964年)
- 朝の祈り(1988年)
- オリッサの寺院(1998年)
5.秋野 不矩の絵画作品の買取査定ポイントを解説
秋野不矩の作品の査定ポイントは、時期に応じた作風が反映されているかがあげられます。日本を題材にした時期とインド・中東・アフリカを題材にした時期で作風が大きく変わります。そうした年代に応じた画風と、印章・落款などの真作証明があるかが重要ポイントです。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- 作品の制作時期
- 複製品ではない原画か
- 印章・落款などの作品証明
- そのほか鑑定証明の有無
6.秋野 不矩の絵画作品の取引相場や参考価格
過去の取引例としてはネットオークションにて掛軸『白菊』が124,000円で落札されています。寸法44cm×51cmの紙本彩色、二重共箱付きの真作保証ありと説明された作品でした。そのほか真作保証とされ出品された日本画作品『紅白糸菊図』が51,000円で取引されています。また、『静物』という作品が、会員制オークションにて300,000円で取引された実績があります。
7.秋野 不矩の絵画作品の買取についてのまとめ
秋野不矩は前半は丹念に描いた日本画を、後期にはインド等のアジアやアフリカの活力溢れる作品を残しています。特に後期の作品は市場にまだまだ流通していない希少なものです。秋野不矩の作品と思われる作品がありましたら、ぜひ査定を依頼してみてください。
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