吉田 多最(よしだ たもつ)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.吉田 多最の作品を売りたいお客様へ

吉田多最は、現代の日本画家です。芸術院会員の日本画家・加倉井和夫に師事し、日本画塾を主宰、風景画をテーマに優れた作品を多く手掛けています。画壇のどこにも属さない実力派作家でもあり、日展特選、日春賞、菅楯彦大賞展佳作賞を受賞するなどの高い評価を受けており、その作品は多くの美術館に収蔵されています。

このページの目次

2.吉田 多最についての解説

「日本人が豊かな自然とかかわってきた心の表現こそが日本画の魅力」を信条として描き、日展初出品で初入選、以後50歳まで出品を続けました。実力・人気とも高く、文化庁現代美術選抜展招待出品、東京セントラル美術館日本画大賞展招待出品、山種美術館賞展招待出品などを重ねています。米国サンフランシスコ曹洞宗天平山禅堂東室客殿襖絵16面を手掛けました。

3.吉田 多最の歴史

吉田多最は、1947年神奈川県に生まれました。1966年に武蔵野美術大学日本画専攻に入学し、加倉井和夫に師事、1970年同大学を卒業します。1974年日展初出品で入選し、1987年日展『游日』で特選、日春展奨励賞を受賞します。1988年には文化庁現代美術選抜展に招待出品し、東京セントラル美術館日本画大賞展にも招待出品しました。1989年日春展日春賞を受賞し、2005年に第6回菅楯彦大賞展に佳作賞を受賞します。1991年には山種美術館賞展にも請われて出品、2014年には依頼された米国サンフランシスコ曹洞宗天平山禅堂東室客殿襖絵16面の大作を完成披露しました。NHK「テレビ文学館」では挿画を手掛けるなど、活躍を続けています。 

4.吉田 多最の代表作

  • 無意識龍ノ頭(2010年)
  • 米国サンフランシスコ曹洞宗天平山禅堂東室客殿襖絵(2014年)
  • 街間
  • 游日

5.吉田 多最の作品の買取査定ポイント

高額査定のポイントにはいろいろありますが、人気のある画題かは重要です。真作証明があることも大きな決め手になります。鑑定書があれば一番有利ですが、署名や落款、共シールがあることもポイントになります。保存状態の良し悪し、付属品があるかも確認されます。

代表的な査定ポイント
  • 人気のある画題か
  • 真作証明があるか(鑑定書はあるか)
  • 保存状態は良好か
  • 付属品はあるか

6.吉田 多最の作品の取引相場価格

『冬』は、30,000円の高値で取引されました。額寸61cm×82cm、箱、額はスレキズ等がありますが、作品状態は良好です。ちなみに別作品である『朝霞』が出品されており、こちらは百貨店や画商の発表価格を平均すると概ね650万円の評価であったとも報告されています。65.5cm×117cm、90.5cm×141.5cmのM50号で、落款と印があり状態は概ね良好です。

7.吉田 多最の作品の買取についてのまとめ

吉田多最は画壇のどこにも属さない実力派作家であり、「日本人が豊かな自然とかかわってきた心の表現こそが日本画の魅力」とする絵は、高い評価を受けています。これからも評価が高まることが十分に期待できる作家ですので、作品をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。

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