岡崎 忠雄(おかざき ただお)の作品を高価買取!絵画作家の査定ポイントを徹底解説!
1.岡崎 忠雄の作品を売りたいお客様へ
岡崎忠雄は昭和後半から平成初期にかけて活躍した日本画家です。牡丹などの優雅な花鳥画やイタリアの景観をモチーフにした雄大な風景画で知られます。西洋画の表現を取り入れつつ日本の花々を描いた額絵が特に人気があり、多くの買取業者が取り扱っている他、ネットオークションなどでも積極的に落札されています。
このページの目次
2.岡崎 忠雄についての解説
岡崎忠雄は、牡丹や鶏頭などの花をモチーフに描いた作品で評判となりましたが、ヨーロッパ、特にイタリアを訪問したことを契機に、日本画の画材をキリスト教絵画の模写や、イタリア風景の描写に取り組むようになりました。やがて西洋画の表現と日本画の技法を融合した新しい花鳥画を描くことを目指しました。
3.岡崎 忠雄の歴史
岡崎忠雄は、1943年に表具師・岡崎清光堂の長男として京都に生まれました。1968年に京都市立美術大学日本画科を修了し、1971年には新制作展で春季展を受賞、1973年には京都府日本画科新人賞を受賞しています。1975年にはフィレンチェでフラ・アンジェリコを模写しました。1983年に春の院展に、翌年には院展に初入選し、以後、入選を繰り返しています。個展も精力的に開催し、2002年に亡くなりました。
4.岡崎 忠雄の代表作
- サン・フランチェスコ聖堂(1984年)
- キリストの復活(模写)(1987年)
- 径・トスカーナ(1998年)
- 牡丹
5.岡崎 忠雄の作品の買取査定ポイント
岡崎忠雄作品の買取査定では、画家の真作であるかどうかがまずは重要となります。署名や落款、付属の箱書きの記載などを確認できると良いでしょう。本紙にヤケやシミ、虫食いがないかどうか、掛け軸や屏風の表装に汚れや破れがないかどうかなどの保存状態も重要なポイントです。
代表的な査定ポイント- 署名や落款が確認できるか
- 箱書きに記載があるか
- 保存状態は良いか
- 来歴や出品歴が分かるかどうか
- 額などの付属品はついているか
6.岡崎 忠雄の作品の取引相場価格
岡崎忠雄の作品は、代表作の花の絵を中心に、画廊やネットオークションで頻繁に取扱いされています。買取価格は公開されていませんが、約53cm×45.5cmの『初夏』は24万円で、33.3cm×24.2cmの『牡丹』は14万円で販売されている事例があります。ネットオークションでは、40cm×31.5cmの額絵『椿』に、22件の入札があり5万円で落札されています。
7.岡崎 忠雄の作品の買取についてのまとめ
岡崎忠雄は、西洋画の表現を取り入れながら、優雅な花々や雄大なイタリア風景を描き、院展での入選を重ねた日本画家です。花々の絵を中心に画廊や買取業者が積極的に取り扱う画家であり、ネットオークションでも高値で落札されています。もしご自宅に岡崎忠雄の作品をお持ちでしたら、ぜひ査定のご相談をお寄せください。
その他の絵画について
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。