Roger Forissier（ロジェ・フォリシエ）を高価買取！絵画作家の査定ポイントを徹底解説！

1.ロジェ・フォリシエの作品を売りたいお客様へ

ロジェ・フォリシエは、現代フランスを代表する風景画家です。コローやブーダン、マルケに代表される、伝統的なフランス風景画の流れを継承した画風が大変人気で、個展を開いた際にはフランス政府やパリ市が作品のうちのいくつかを買い上げた経歴があります。特にフランス国内で人気の画家、ロジェ・フォリシエの作品は日本でも高額査定の提示が期待できるでしょう。

2.ロジェ・フォリシエについての解説

ロジェ・フォリシエは、往来のフランス風景画をより洗練されたモダンでシックな色調を使い、さらに特徴を捉えつつもモチーフを単純化した画風でパリを表現しているのが特徴の画家です。また、果物や花といった身近なモチーフの作品では輪郭を写実的に捉えつつも、影と光を大胆に塗り分けることで見る物によりモダンな印象を与えています。モネやクロード・アランが描いた、伝統的なフランス風景画の流れを汲みつつ現代的な要素を取り入れたロジェの作品は、パリ画壇では「最もフランス人らしい作家」と評されています。

3.ロジェ・フォリシエの歴史

ロジェ・フォリシエは1924年、フランスのフール地方で生まれました。1942年にリヨン美術学校を、1946年にはパリ高等美術学校を卒業し、3年後の1949年にはパリのルブレ画廊にて初個展を開催します。その際に出展した作品の内1点が、フランス政府に買い上げられました。さらにその後はフランス、オランダ、スイスなど各地で個展や団体展に出品しています。1951年、サロン・ドートンヌに出品した『リヨンの町』がパリ市によって買い上げられました。1965年にセーヌ・エ・オワズ県議会賞受賞し、1973年から具象画展サロン・ド・ラ・ヌーベル・イル・ド・フランスの会長を務めていました。2003年逝去、享年79歳でした。

4.ロジェ・フォリシエの代表作

• リヨンの町（1951）
• 水色の背景
• セーヌ河
• モレの橋

5.ロジェ・フォリシエの作品の買取査定ポイント

ロジェ・フォリシエの作品は人気が高く、主にフランスの美術館もしくは画廊で取り扱われています。また、フランス政府も認めるその実力から愛好家も多いため、もし未発表で本人肉筆の作品があれば、今までの経歴、人気からかなり高い査定額が提示される可能性があります。リトグラフ作品なども人気があり高額で取引されますので、ロジェ・フォリシエの作品をお持ちの方は、本人のサインがあるか、作品の状態は良好かどうかを確認してみて、是非査定にだしてみてはいかがでしょうか。

代表的な査定ポイント

• 本人直筆のサインがあるか
• シミ、ほこり、汚れなどがないか
• 正式な鑑定書が付いているか
• 付属品の額縁などが状態よく揃っているか

6.ロジェ・フォリシエの作品の取引相場価格

現在購入可能なロジェ・フォリシエの作品の多くは画廊での販売が中心のため、一般的な買取市場で取り扱われる場合はかなりの高額になる傾向にあります。以前ネットオークションで出品された油彩画『夕暮れの麦畑』は、縦60cm×横50cm、痛みの少なく状態は良好、本人の直筆サイン入りで81,100円という高値で取引されました。入札件数も多く人気の高さが伺えます。ご自宅にロジェの作品をお持ちの方は、真作であれば同等に高い査定額が提示される可能性がありますので、是非一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

7.ロジェ・フォリシエの作品の買取についてのまとめ

ロジェ・フォリシエは、フランス出身の風景画家です。作品がフランス政府やパリ市に買い上げられるなど輝かしい経歴の作家で、晩年はその功績が認められ、サロン・ド・ラ・ヌーベル・イル・ド・フランスの会長を務めました。もしロジェ・フォリシエの作品がお手元にある方はぜひ一度査定を検討してみてはいかがでしょうか。

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