加藤 金一郎(かとう きんいちろう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.加藤 金一郎の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

加藤金一郎は風景画を得意とし、その大胆な構図と配色で知られる画家です。日本ガラス絵協会会員でもあり、中部洋画壇リーダーのうちの一人としての活躍でも戦後の洋画界に大きな影響を残した加藤の作品は、画廊などでも積極的に取引されているので、高価な査定が期待できます。

このページの目次

2.加藤 金一郎という絵画作家について

加藤金一郎はフランス、イタリア、スペイン、エジプト、トルコなど世界中を旅し、それぞれの土地の風景をモチーフにした風景画を多数残しました。具象画ではあるのですが、構図も色の選び方もその風景から加藤が受けた印象を優先し、とても自由に表現されています。海外の絵の印象が強い加藤金一郎ですが、日本の祭の風景なども多数描いており、みこしや山車などをモチーフにしたものも多数あります。

3.加藤 金一郎の絵画作家についての経歴など

1921年、愛知県名古屋市に生まれた加藤金一郎は、1940年に緑ケ岡洋画研に入学し、鬼頭鍋三郎のもとで絵を学びます。1948年の第12回新制作協会展での入選から、新制作協会の会員だった猪熊弦一郎や坂本範一のもとでも絵の腕を磨きました。そして1952年に同協会展に出品した『白の作品』『白と黒の作品』が、新作家賞を受賞したことから、1962年には会員に推挙されています。1965年から1971年にかけて、ヨーロッパを中心に世界をめぐり、多数の風景画を描きました。1977年には日本ガラス絵協会会員にも選ばれています。

4.加藤 金一郎の絵画代表作品とは

  • サボテン図
  • 白の作品
  • 白と黒の作品
  • SANKAKUYAMAシリーズ

5.加藤 金一郎の絵画作品の買取査定ポイントを解説

画面上に「Kin」もしくは「K.Kin」のサインが入っているか、もしくは額の裏に作品名と直筆サイン、完成した年、落款印のある共シールがあるかどうかが 査定のポイントになるようです。額は最初に付属していたものと保存されているとさらに価値が高くなるでしょう。鑑定書があり、保存状態も良い場合はさらに高い査定結果が得られる可能性があります。1997年、加藤は心不全のため名古屋で亡くなりました。享年75歳でした。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 画面上にサインがあるか
  • 額の裏に共シールがあるか
  • 鑑定書があるか
  • 保存状態がよいか

6.加藤 金一郎の絵画作品の取引相場や参考価格

加藤金一郎の作品は実際に取引された情報があまり開示されておらず、相場を容易に知ることは難しくなっております。しかし作品は比較的数多く出回っているようで、画廊サイトなどでもよく見かけられます。画廊のネット販売ページではM25号の肉筆風景画『サン・ジミニャーノと塔』が40,000円で販売されています。同サイトでは油彩画、水彩画、ガラス絵など多数の加藤金一郎作品が販売されており、F12号サイズの『丘の上の教会 メキシコ』がキャンバスの状態で33,000円と、20,000円から40,000円の価格がつけられていました。ネットオークションでは希少な画集から額装された『風の日』が24,000円で取引されています。画集の額装品が高額で取引されていることからも、真作の需要は高く、査定でも高額を提示される可能性が見込めます。

7.加藤 金一郎の絵画作品の買取についてのまとめ

世界各地をかけめぐり、大胆な筆致で風景を表現した加藤金一郎の絵はエネルギーにあふれています。油彩画にとらわれず、水彩画、ガラス絵と表現の幅を広げたこともその自由で大胆な姿勢のたまものといえるでしょう。そんな加藤の絵画には地元である名古屋にとどまらず、今も全国のファンに支持されています。作品を所有されている方は、ぜひ査定をお試しください。

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