岡本 一平(おかもと いっぺい)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ
1.岡本 一平の絵画作品を売りたいお客様へのご案内
岡本一平は、太陽の塔でも知られる奇才の画家・岡本太郎の父親、小説家・岡本かの子の夫としても有名な漫画家であり、たくさんの風刺漫画を残しました。また、洋画家としても活動しており、数多くの傑作を残しています。水彩画やスケッチ、印刷物などさまざまな形態の作品がある岡本の作品は、いずれも高額で取引されているようです。
このページの目次
2.岡本 一平という絵画作家について
現在の日本風刺漫画の基本スタイルである漫画に解説文を添える、という手法は岡本が生み出したものです。おかしみと鋭い風刺を両立させた岡本の漫画は、のちの手塚治虫にも影響を与えました。絵画においても漫画の世界で培った軽妙な表現は十分に発揮され、独特の個性を打ち出しています。
3.岡本 一平の絵画作家についての経歴など
1886年、北海道函館に生まれた岡本一平は東京美術学校に入学し、藤島武二のもとで絵を学びました。在学中に帝展へ『トンネル横町』を出品し入選、後に作家となる岡本かの子と結婚しています。卒業後、帝国劇場で舞台芸術の仕事を手がけていたところ、岡本の漫画の才能に目をかけた夏目漱石の推薦によって朝日新聞社に入社しました。近代的な風刺漫画のスタイルを確立した岡本は1929年に全15巻の『一平全集』を発表し、大きな売上を記録します。ここで経済的余裕を得たため、家族でヨーロッパを放浪旅行し、さらにセンスに磨きをかけていきました。洋画家としても活躍し、1927年からは春陽会会員としても活躍しています。不倫を繰り返した妻・かの子の不倫相手と同居するという奇妙なライフスタイルを送ったことでも有名で、のちに画家となる長男の太郎を励まし続けた良き父としても知られています。1948年に脳内出血で亡くなりました。享年62歳でした。
4.岡本 一平の絵画代表作品とは
- トンネル横町
- 一平全集
- 弥次喜多再興
- へぼ胡瓜
- どぜう地獄
5.岡本 一平の絵画作品の買取査定ポイントを解説
岡本一平は風刺漫画家として活動していたこともあり、原画はもちろん、印刷物などにも希少価値がついていることがポイントです。多数の画家との共作作品もあり、こちらにも高値がついています。スケッチなどにはサインが入っていますので、鑑定書とともに保存されていれば高額査定も期待できます。
代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら- サインなどがあるかどうか
- 鑑定書がついているか
- 印刷物にも高額査定の可能性が
- 他の画家との共作にも高額査定
6.岡本 一平の絵画作品の取引相場や参考価格
古物商のサイトでは縦44.5cm、横51.5cmの水彩画『筍』が38,000円の価格で取引されています。また、他の画家との共作ですが、東京漫画会同人18名による合作の肉筆画『東海道五十三次 漫画絵巻 上下巻』が150,000円の価格で取引されています。印刷物で希少性の高いものでは、『昭和四年 新年 双六 主婦之友 新年號付録』が78,000円の価格がついています。また、古書店のサイトでは縦24.7cm、横33.5cmの署名入りの肉筆漫画『神奈川 見晴之台にて異人子を愛するの図』に8,000円の価格がついていました。
7.岡本 一平の絵画作品の買取についてのまとめ
岡本太郎の父として、岡本かの子の夫として知られる一平ですが、その業績は日本の風刺漫画に大きな影響を与えました。岡本一平のモダンなセンスに魅了されたファンも多く、現代の目から見てもその先進性は明らかです。一平はたくさんの作品を残しており、印刷物なども古書店などで非常に重宝されます。絵画としては素描のような水彩画などを主に残しています。希少性の高い肉筆絵画はもちろん、一平に関わる何らかの作品をご所有の方は、査定を考えてみてはいかがでしょうか。
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