田村 宗立(たむら そうりゅう)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.田村 宗立の作品を売りたいお客様へ

田村宗立は京都の洋画界の先駆け的存在といえる画家です。仏画や洋画など幅広い絵画に触れたのち、緻密な写実に基づく独自の絵画世界を作り上げました。全国の美術館に作品が収蔵されており、たびたび回顧展も開催されるなど、人気の高い画家であり、その作品は、高値での取引が期待できるでしょう。

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2.田村 宗立についての解説

田村宗立は幕末から明治にかけて、京都で活躍した画家です。浅井忠以前の京都画壇を率いた、絵画史上の重要な人物です。洋画を取り入れるために英語を学んだり、病院に勤務して医療用の解剖図を描くなど、貪欲にあらゆることを吸収した画家でした。東京国立博物館京都や国立近代美術館など、全国の数多くの美術館に作品が所蔵されています。

3.田村 宗立の歴史

田村宗立は1846年に京都で生まれました。欧学舎支舎英学校で英語と油絵を学んだのち、横浜でチャールズ・ワーグマンの指導を受けました。1877年には第1回内国勧業博覧会に、油彩画『下加茂図』を出品し、褒状を受けています。1881年には京都府画学校の教師となり、後進の育成に努め、1918年に72歳でその生涯を終えました。

4.田村 宗立の代表作

  • 果蔬図
  • 下加茂図
  • 琵琶湖疏水工事之図(1887年)
  • 弁慶曳鐘図

5.田村 宗立の作品の買取査定ポイント

幅広いジャンルで活躍した画家であり、仏教画、人物画、風景画など、いずれも一定の人気を得ています。高額の買取査定を受けるためには、田村宗立本人の作品であることが重要となります。専門家の鑑定書がついていると高額査定を受けられる可能性が高くなるでしょう。また、額装された状態の作品であれば、より高値で取引される可能性が高くなります。

代表的な査定ポイント
  • 正式な鑑定書がついているか
  • 落款がついているか
  • 破れや虫食いなどが少ないか
  • 汚れや日焼けで傷んでいないか

6.田村 宗立の作品の取引相場価格

田村宗立の額装作品は市場に出回ることが少ないようですが、ネットオークションでは掛け軸作品の出品がありました。『長喬翁肖像』は13,000円で落札された、本紙縦195cm×横51cmの大きさの作品で、出品者が真作であることを保証しています。額装作品での取引実績は確認できていませんが、今後市場に出品されることがあれば、高値が付くことも期待できます。

7.田村 宗立の作品の買取についてのまとめ

田村宗立は京都洋画壇の先駆者的存在であり、全国の美術館に作品が収蔵されています。オークションでも高値で取引された例が見られます。未発見の真作が発見されれば、意外な高値での取引も夢ではありません。お手元に田村宗立の作品をお持ちの方は、一度査定に出されてみては如何でしょうか。