大河内 夜江(おおこうち やこう)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.大河内 夜江の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

大河内夜江は、大和絵の技法を基礎に、山水や花鳥画を多く描く優れた日本画家でした。展覧会に出展を重ね、特選なども受賞しています。中国書画にも造詣が深く、活動の範囲は広かったものの夜江の作品はあまり市場に出回っておらず、特に絵画作品は高額な査定が期待できます。

このページの目次

2.大河内 夜江という絵画作家について

大河内夜江は、大正時代から昭和にかけて活躍した日本画家です。日本の伝統的な山水や花鳥などを、南画と大和絵、さらに洋画を取り入れた独自の鮮やかな色彩で描き、海外でも評価されています。南米ガイアナの2001年日本国際切手展小型シートにも作品が採用されました。また富岡鉄斎や青木木米、浦上玉堂らの影響も受けたとされています。

3.大河内 夜江の絵画作家についての経歴など

大河内夜江は、1893年に山梨県に生まれ、高等小学校を卒業後上京して白馬会洋画研究所に学び、光風会展、日本水彩学会展などに入選しました。28歳で帝国美術展に『山水』が入選、1924年に30歳で京都絵画専門学校に学んだ後、菊池契月に師事しました。また帝展で特選を重ねるなど、さまざまな展覧会で入選を繰り返し、無鑑査出品者として新文展まで出品を続けました。晩年は個展を発表の場として『大菩薩峠』などを制作しました。1957年に64歳で永眠しました。

4.大河内 夜江の絵画代表作品とは

  • 秋の大原
  • たにまの春

5.大河内 夜江の絵画作品の買取査定ポイントを解説

大河内夜江の作品は、模写が多く真作はなかなか出回っていません。掛軸が一般的な中、絵画作品は非常に貴重で、肉筆の真作であればより高値が期待できるようです。さらに展覧会出品履歴があると、買取価格が高値になりやすいです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 肉筆画か
  • 共箱や共シールはあるか
  • 落款はあるか
  • シミや焼け、破れや剥落などのダメージはないか

6.大河内 夜江の絵画作品の取引相場や参考価格

模写の掛軸が多く出品落札されている中、大河内夜江の『柿』は、ネットオークションで10,500円で落札されています。柿を描いた小さい作品で共箱があり、作品のサイズが縦125cm×横55cm、絹本の寸法は縦36.5cm×横41.5cmで、良好な状態の掛軸作品になります。日本画の作品であれば希少性が高く、真作で状態がよければさらなる高額査定が期待できるでしょう。

7.大河内 夜江の絵画作品の買取についてのまとめ

大河内夜江は独自の大胆な色調で山水や花鳥を積極的に描いた画家で、多くの賞を受賞しています。その高い描写力で描かれた日本画は多くの人を魅了していますが、なかなか市場に出回りません。真作の肉筆画は貴重で高値の可能性があるので、一度査定してみてはいかがでしょうか。

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