那波多目 功一(なばため こういち)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.那波多目 功一の絵画作品を売りたいお客様へのご案内

那波多目功一は1933年に生まれた茨城県出身の日本画家です。徹底した観察にもとづいた細密な描写を生かし、これまでに多くの優れた風景画や花鳥画を残してきました。自然を丁寧に見つめて仕上げられた作品には、思わず息を呑むような静謐さが漂っています。作品は数十万円の価格で市場で取引されています。真作で保存状態が良いものはさらに高額で取引されることが期待できます。

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2.那波多目 功一という絵画作家について

鮮やかな牡丹や薔薇、菊など、那波多目功一の描いた花の作品を一目見て心を奪われる人も多くいます。作品の魅力の一つは細密描写で、花びらの重なりや葉脈まで丹念に描きこまれているものも多くあります。高校生のときに院展で入選を果たすなど、若い頃からその類まれな才能を発揮してきました。画壇でも数多くの輝かしい賞を受賞しており、美術マーケットにおける評価も安定している画家です。

3.那波多目 功一の絵画作家についての経歴など

那波多目功一は1933年、茨城県那珂湊市(現在のひたちなか市)に生まれました。父の那波多目煌星も日本画家でした。15歳の頃より絵を描きはじめ、高校在学中の1950年、第35回院展出品した作品で初入選、翌年には第7回日展での初入選を果たし、若い頃より実力が認められていました。その後も院展で作品を発表し続け、奨励賞、日本美術院賞・大観賞、外務大臣賞・奨励賞、文部大臣賞、内閣総理大臣賞など数々の輝かしい賞を受賞しました。また、2000年には代表作『富貴譜』にて日本芸術院賞を受賞、日本美術院評議員となりました。2002年には日本芸術院会員に選ばれ、2005年には茨城県から特別功績者として表彰されまます。2008年には旭日中綬章を受章しました。

4.那波多目 功一の絵画代表作品とは

  • 富貴譜(1999年)
  • 爛漫(2012年)

5.那波多目 功一の絵画作品の買取査定ポイントを解説

那波多目功一の作品の査定にあたっては、真作であることが何より重要なポイントです。そのため証明書や鑑定書がある場合は高額査定が期待できます。作品の来歴、制作年代や題名がはっきりしているかどうかも査定の際に重要なポイントです。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 那波多目功一の本物の作品であるかどうか(証明書や鑑定書があると尚良い)
  • 画面のシミや破れなどがないか
  • 作品に署名や落款印があるかどうか
  • 大きさはどれくらいか
  • タトウ箱や黄袋などの付属品が揃っているかどうか

6.那波多目 功一の絵画作品の取引相場や参考価格

那波多目功一の作品は国内のインターネットのオークションでもしばしば取引が行われ、人気のある画題やサイズが大きいものは落札額が高い傾向にあり、数十万円の値で落札された作品もあります。『寒ぼたん』という作品はF15号の65.3cm×53.2cmのサイズで、額が88.0cm×76.0cmの大きさで、39万8,000円で落札されました。作品右下に作者の自著と落款があり、タトウ箱と黄袋も付属するものでした。作品の状態は長期間にわたって飾られていたため、多少の汚れやキズ、擦れなどがあるものでした。状態の良いものであればさらに高値となることも考えられます。

7.那波多目 功一の絵画作品の買取についてのまとめ

作品のほとんどは植物や自然の姿を描いたもので、時を超えて幅広い層に受け入れられる魅力を持っています。対象への鋭い眼差しでもって描かれた、緊張感の漂う作風に圧倒される人も多く、作品をぜひ手に入れたいと願う人も少なくありません。真作で目立つダメージの少ない作品であれば査定額が数十万円を超える可能性もありますので、那波多目の作品をお持ちでしたら、是非査定されてみてください。

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