宮永岳彦（みやなが　たけひこ）の絵画買取なら高額査定の可能性！SATEeee絵画買取へ

1．宮永岳彦を売りたいお客様へ

宮永岳彦は、静岡県出身の絵画作家です。二科会と二紀会の展覧会で活躍し、印刷美術や宣伝美術の分野でも多くの功績を残しました。光と影に彩られた現代の美人画を制作したことでも知られており、晩年には民族衣装をテーマにした絵画を制作しました。ポスターや表紙画、そして挿絵などの仕事を積極的に行い、器用貧乏と揶揄されることもあった宮永岳彦。しかしながら本人はどんな仕事も芸術として捉え、真剣に取り組みました。

2.宮永岳彦についての解説

松坂屋百貨店銀座店宣伝部に勤務しながら、絵画制作を続けた宮永岳彦。昭和21年から15年ほどの創作活動の間に、優れた作品を数多く制作しました。非常に幅広い画域を誇った宮永岳彦は、油彩作品から水墨画までさまざまな作品制作に挑戦した絵画作家です。美人画では、水墨画と西洋古典の美を融合させた独特の技法を用いて作品制作を行い、幻想的な魅力に満ちた現代の美人画を描きました。

3．宮永岳彦の歴史

1919年、宮永岳彦は静岡県に生まれます。1931年には名古屋市立工芸学校に入学し、卒業後は松坂屋百貨店名古屋本店に入社しました。1942年には第29回二科展に出品した作品が初入選を果たしますが、その後間もなくして兵役につきます。1946年に復員して実家のある神奈川県に戻り、松坂屋百貨店銀座店宣伝部に勤務するようになります。以降、実家のある秦野市にアトリエを構えて、百貨店勤務と画家という二足のわらじを履いた生活を送りました。1972年、二紀会理事に就任。1979年には日本芸術院賞を受賞しました。1986年、二紀会の理事長に就任した宮永岳彦ですが、翌年68歳でこの世を去ります。

4．宮永岳彦の代表作品

「つばさ」 「宴」 「燦」 「緑衣」 「雅」

5．宮永岳彦の買取査定ポイント

宮永岳彦の作品の買取査定ポイントは、真作かどうか、そして人気のある作品かどうかにあるといえるでしょう。もしも宮永岳彦の作品を売ろうお考えなら、真作証明を済ませておきましょう。査定に出す前に鑑定書や保証書などを揃えておくなら、査定額アップに繋がります。宮永岳彦の作品であれば東京美術倶楽部鑑定委員会で鑑定書を発行してもらえますから、真贋の判断がつかない作品の場合には先に鑑定に出しておくことをおすすめします。また、人気が高く市場需要が高い作品は高額査定に繋がりやすいといえるでしょう。宮永岳彦の作品の中でも、美人画は人気があるため高額査定を期待できます。

• 真作かどうか
• 人気のある作品か
• 鑑定書はついているか

6．宮永岳彦の買取相場価格

宮永岳彦の作品の買取相場価格は、約6万円から60万円ほどとなっています。美人画の作品「鳳」は、約60万円で取引されました。こちらの作品は保存状態が良く、タトウ箱・黄袋・共シール付きの状態で出品されていました。また、美人画作品である「燦」は、およそ39万円で取引されていました。この作品は黄袋とタトウ箱付き、そして保存状態の良いものとして出品されていました。

7．宮永岳彦の買取についてのまとめ

人気の高い絵画作家である宮永岳彦の作品は、高額買取されています。特に、宮永岳彦が描いた美人画の作品は市場需要が高いため、高額査定の可能性が高いといえるでしょう。宮永岳彦の美人画の作品は、優雅で幻想的な魅力に溢れています。もし高額査定を期待するのであれば、鑑定書やタトウ箱や黄袋など、作品の付属品が揃っていることを確認しておきましょう。鑑定書や付属品が揃っていれば、その作品が真作だと保証することができます。作品の保存状態が良く、真作証明済みの作品であれば、査定時に高い金額を提示されるかもしれません。