Michelangelo Merisi da Caravaggio(ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ)の絵画買取なら高額査定の可能性!SATEeee絵画買取へ

1.Michelangelo Merisi da Caravaggioの絵画作品を売りたいお客様へのご案内

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオは、16世紀末から17世紀初頭にイタリアで活躍したバロック美術を代表する画家です。自然の観察にもとづく透徹した写実主義と劇的な明暗効果によって人間の激情を力強く表現し、同時代から後世まで多くの画家に影響を与えました。近年発見された作品には非常に高額な予想落札額が提示され、その作品は大変貴重なものであると同時に多くの愛好家のいる人気の画家です。

このページの目次

2.Michelangelo Merisi da Caravaggioという絵画作家について

カラヴァッジオは、当初は花と果物の精緻な描写によって評判となり、次第に大画面の宗教画を手がけるようになりました。従来のように聖人たちを理想化して描くのではなく、題材を見えたまま写実的に描いたため、注文主から受取拒否や描き直しを求められることもありましたが、光と闇の強烈なコントラストや劇的な構図によって築き上げた独自のスタイルは、多くの愛好家を生み、17世紀に多く出た模倣者たちはカラヴァッジェスキと呼ばれました。

3.Michelangelo Merisi da Caravaggioの絵画作家についての経歴など

カラヴァッジオは1571年にミラノで生まれ、13歳でティツィアーノの弟子であったシモーネ・ぺテルツァーノの下で修行を始めました。1592年に傷害事件をおこしたたためローマへと逃亡し、ジュゼッペ・チェーザリの工房で働きます。1594年頃、パトロンとなる枢機卿と出会い次第に名声を高め公的な注文にも恵まれるようになりますが、1606年に殺人事件をおこし今度はナポリへと向かいます。その後シチリアへも足を伸ばしながらナポリで制作を続け、恩赦を受けてローマへ戻る矢先の1610年、ポルト・エルコレで死去したとされています。

4.Michelangelo Merisi da Caravaggioの絵画代表作品とは

  • 果物籠を持つ少年(1593年~1594年)
  • トランプ詐欺師(1594年)
  • 聖マタイの召命(1599年~1600年)
  • 聖ペテロの磔刑(1601年)
  • ゴリアテの首を持つダビデ(1609年~1610年)

5.Michelangelo Merisi da Caravaggioの絵画作品の買取査定ポイントを解説

カラヴァッジオの絵画の買取査定にあたっては、まず画家の真作であるかどうかが重要なポイントです。出品歴や来歴が分かると評価の助けとなります。サイズが大きいものほど、また、素描や習作よりも油彩画が高額に査定される傾向にあります。画題や出来栄えによっても査定額は異なるでしょう。欠けやシミ、カビなどが無いかどうかも査定の基準となります。

代表的な絵画作品の査定ポイントはこちら
  • 画家の真作であるかどうか
  • 制作された技法、媒体は何か
  • サイズが大きいかどうか
  • 状態が良いか
  • 来歴や出品歴が分かるかどうか

6.Michelangelo Merisi da Caravaggioの絵画作品の取引相場や参考価格

カラヴァッジオの作品の買取価格が国内の画廊やオークションサイトなどで公開されることはほとんどありません。近年、1607年に制作されたキャンバスサイズ144cm×173.5cmの『ユディトとホロフェルネス』がフランスのトゥールーズで発見されました。私的に売買契約が成立したためにオークション自体はキャンセルされましたが、17億米ドル、日本円にして約1,800億円の予想落札額が提示されていました。2010年のサザビーズオークションに出品された170.5cm×135cmの『洗礼者ヨハネ』は、カラヴァッジオ本人の作品が画家の生前に模写されたものですが、14万5,250ポンド、日本円にして約1,870万円の高値で落札されています。

7.Michelangelo Merisi da Caravaggioの絵画作品の買取についてのまとめ

カラヴァッジオは、徹底した写実主義と劇的な明暗効果によって独自のスタイルを確立し、イタリア国内外に多くの愛好家と追随者を生みました。その真作が売買されることは稀ですが、トゥールーズでの発見のように本物と認められれば確実に高額の査定が期待できます。また、時代や出来栄えによっては複製であっても高価格が期待できます。カラヴァッジオあるいは関連の作品をお手元にお持ちの方は、是非、一度査定のご相談をお寄せください。

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