Kiki Smith(キキ・スミス)の絵画買取なら査定金額を比較できる「SATEeee絵画買取」へ

1.キキ・スミスの作品を売りたいお客様へ

キキ・スミスは、ニューヨークを拠点に活動するアメリカ人現代アーティストです。性や死、再生などをテーマに裸体や身体の一部、動物などを能く描きました。人間の本質を探るような作品からは、社会的、哲学的な訴えかけを感じさせます。作品がオークションに出品されると、非常に高額で取引されました。

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2.キキ・スミスについての解説

キキ・スミスは、人間、動物、植物、星、虫など幅広いモチーフを描きました。モチーフは異なれど、どの作品からも、生命の循環や死と復活といったテーマが強く感じられるのが特徴です。個展的な神話や民話からストーリーが引用されることもあります。版画作品は、MoMAとホイットニー博物館に数多く収蔵されました。

3.キキ・スミスの歴史

キキ・スミスは、1954年、西ドイツでアーティストの父とオペラ歌手の母のもと誕生しました。1974年、ハートフォード美術学校に入学し、美術を学びます。この頃から身体の部位に関心を持ち、1985年にはより専門的な知識を得るために緊急医療技師の資格を取得しました。1990年、MoMAで作品を展示すると、大きな注目を集めます。以降、ほぼ毎年のように作品を発表し、評価を高めていきました。現在は、ニューヨークを拠点に制作活動を続けています。

4.キキ・スミスの代表作

  • ALL Souls(1988年)
  • メアリーマグデレーネ(1994年)
  • Standing(1998年)

5.キキ・スミスの作品の買取査定ポイント

キキ・スミスの買取査定にあたっては、画家の真作であるかどうかが重要です。来歴が判明していたり、保証書が付いていれば鑑定時の助けとなります。シミや破れなどのない、保存状態の良いものは査定額が高くなる傾向です。

代表的な査定ポイント
  • キキ・スミスの真作かどうか
  • 来歴や出品履歴は判明しているか
  • シミや破れのない保存状態の良いものか
  • サイズの大きい作品か
  • 代表的な作品か

6.キキ・スミスの作品の取引相場価格

キキ・スミスの作品は、国内の画廊やネットオークションで見かけることはほぼありません。稀に海外のオークションに作品が出品されると、高い落札額で取引がおこなわれています。タイトル不明のシルクスクリーン版画(画寸縦241.9cm×横153.6cm)は、86,500ドル(約9,515,000円)で落札されました。同サイズの足をモチーフに描いた作品は、68,500ドル(約7,535,000円)での落札です。

7.キキ・スミスの作品の買取についてのまとめ

キキ・スミスは、人体や体液に着目し、生命や死をテーマに作品を描いたアメリカの現代アーティストです。作品はMoMAなどに収蔵されたり、海外のオークションで高額落札されたりと高い人気を誇っています。ぜひ一度、査定に出されてみてはいかがでしょうか。